犬を最優先にしすぎることで起こるリスク

飼い主なら「愛犬を最優先にしてあげたい」と誰もが思うことでしょう。私も愛犬を最優先にしすぎてしまったことでリスクを負ったことがあります。
愛犬を最優先にしなければならない場面があるかと思いますが、生活の全てを犬優先にしていると、飼い主の生活に支障が出てしまうことがあります。
もしかすると、知らず知らずのうちに、周囲の人にも迷惑をかけてしまっているかもしれません。
1.人間関係のバランスが崩れてしまうこと
犬を最優先にしすぎることで起こるリスクは、人間関係のバランスが崩れてしまうことです。
家族・友人・仲間との時間よりも愛犬との時間を最優先にしてばかりいませんか?用事や外出を「愛犬がいるから…」と断ってばかりいると、社会生活に支障が出てしまうことがあります。
職場での食事会や飲み会は、愛犬のお世話を終えた後、途中からの参加でもよいと思います。よい関係性を築くことができるよう、工夫してみましょう。
2.飼い主への依存心が強くなりすぎてしまうこと

犬を最優先にしすぎることで起こるリスクは、飼い主への依存心が強くなりすぎてしまうことです。
犬は飼い主のお世話なしでは生きていくことができません。どんな犬も飼い主に依存している、と言っても過言ではありません。
しかし、その依存心が強くなりすぎてしまうと、分離不安症になってしまったり、分離不安症による問題行動を起こすようになってしまったりすることがあります。
ストレスから自分を傷つけるようになってしまう犬もおり、目が離せなくなってしまいます。
依存心を強めることがないよう、優先するべきこと、優先しなくてもよいことを見極めるようにしましょう。
3.健康管理がおろそかになること
犬を最優先にしすぎることで起こるリスクは、健康管理がおろそかになることです。
おやつをおねだりされるたびに与え、お散歩に行きたくないと言われれば行かず、人間の食べ物を欲しがれば食べさせる。
このような生活を送っていると、犬は確実に生活習慣病のリスクを負います。重篤な症状が見られるようになり、気づいたときには手遅れだった…なんてことがあっては悲しいですよね。
愛犬を大切に思うのであれば、おやつもごはんも徹底して管理し、与えすぎに注意し、人間の食べ物は与えてはなりません。運動不足にならないよう、毎日のお散歩を習慣にすることも大切です。
飼い主が陥りやすい状況と対策

飼い主は、愛犬の要求に応えすぎるあまり、依存や甘えを助長してしまうことがあります。飼い主の生活バランスが崩れたり、愛犬の健康管理がおろそかになったりすることがあります。
愛犬にリスクを負わせないための対策として、適度なお留守番をさせましょう。人間と生活を共にする以上、犬にもひとりきりになる時間が必要です。飼い主と愛犬の双方のストレスの軽減にもなります。
まとめ

犬を最優先にしすぎることで起こるリスクを3つ解説しました。
- 人間関係のバランスが崩れてしまうこと
- 飼い主への依存心が強くなりすぎてしまうこと
- 健康管理がおろそかになること
愛犬を最優先に考えることができるのは、愛情と信頼と責任を持ってお世話をしているからこそだと思います。
しかし、愛犬を最優先にしすぎてしまい、飼い主がストレスを抱えているケースも多くあります。そのストレスによって“愛犬にきつく当たってしまった…”と後悔する飼い主もいます。
何事も「しすぎること」はよくない影響を与えますよね。加減することは難しいこともありますが、愛犬ばかりでなく、周囲の人や自分自身のことも大切に思う気持ちが大切だと思います。



