愛想がいい犬の特徴

1.初対面の他人や他犬にも自分から近づく
愛想がいい犬の特徴は、初対面の他人や他犬にも自分から近づくことです。
育った環境や飼い主のしつけにも要因があると思いますが、他人に対しても他犬に対してもポジティブな印象を持っているため、怖がることなく自分から近づくのです。
付き合い方もよく理解しているため、相手の様子をうかがいつつ、嬉しそうに走って行くときもあれば、遠慮がちにそっと近づくこともあります。
相手が自分に対して不安がっていたり、警戒していたりする様子であれば、無理に近づくことはなく、配慮することができる一面もあります。
2.常にやわらかい表情をしている
愛想がいい犬の特徴は、常にやわらかい表情をしていることです。
犬のやわらかい表情は、相手に対する好意や安心感を示すものです。やわらかい表情を向けられれば、相手も犬に対して好意や安心感を得るでしょう。
犬同士であっても、自分に対する好意があること、敵意がないことを知るきっかけになります。
愛想がいい犬は常に表情がやわらかいだけでなく、仕草や行動や態度など、全体的にやわらかく明るい雰囲気をまとっているのも特徴のひとつです。
3.コミュニケーションを取りたがる

愛想がいい犬の特徴は、コミュニケーションを取りたがることです。
ジッと見つめてくることがよくあるのですが、コミュニケーション手段のひとつとして、アイコンタクトが上手だからです。
相手と視線を合わせることで気持ちを確認したり、嬉しい気持ちや楽しい気持ちを表現したり、コミュニケーションを円滑に行おうとしているのです。
“初対面の犬の目をジッと見つめてはいけない”とよく耳にするかもしれませんが、愛想がいい犬であり、コミュニケーションを取りたがる場合は、視線を合わせた方がより早く仲良くなれるでしょう。
4.撫でられたくて自ら体をあずける
愛想がいい犬の特徴は、撫でられたくて自ら体をあずけることです。
とにかく“撫でて~♡”のアピールが激しいです。頭をスリスリしてくることもあれば、おしりをスリスリしてくることもあります。
砂や土の地面だろうとお構いなしに寝転がり、お腹を見せることでアピールしてくる犬もいます。
愛情表現でもあり、信頼の証でもあります。ただ単純に愛想がいいのではなく、人が大好きなのでしょう。
愛想がいい犬のお世話のポイント

愛想がいい犬には、十分に気を付けなければならないことがあります。それは「興奮しやすい」ということです。
初対面の他人や他犬であっても、会えたことが嬉しくて、大興奮してしまうことがあります。犬の興奮は怪我などのトラブルを招きやすいです。
思わぬトラブルを防ぐためには、「おすわり」「待て」などの指示を出し、落ち着かせてあげることが大事です。
見知らぬ犬であっても、目の前で興奮している様子であるときは、優しく「おすわり」「待て」と指示を出してあげてください。
あまりにも愛犬の興奮が高まってしまったときは、引き離したり、その場からすぐに離れたり、飼い主は愛犬を落ち着かせる対応をするようにしましょう。
まとめ

愛想がいい犬の特徴を4つ解説しました。
- 初対面の他人や他犬にも自分から近づく
- 常にやわらかい表情をしている
- コミュニケーションを取りたがる
- 撫でられたくて自ら体をあずける
愛想がいい犬は誰からも可愛がられることでしょう。おともだち犬も多いのではないでしょうか。
興奮しやすい一面もあるかもしれません。「おすわり」「待て」などの基本的なしつけを行っておきましょう。
愛想がいい犬は、実はストレスを感じやすい一面もあります。相手に対して気を遣いすぎてしまうのです。ストレスサインも見逃さないようにしましょう。



