『わんぱくすぎる犬種』5選

日本で登録されている犬種は約200種類。これだけ多くの犬種がいますが、今回はその中でもわんぱくすぎる犬種をご紹介します。
やんちゃな性格のワンコの共通点は運動量が豊富なこと。体を動かすことが大好きなため「わんぱく」だと映るのでしょう。そんな底知れぬ体力の元となっているのは、狩猟犬や牧羊犬がルーツであるためとてもエネルギッシュ!今回はそんなわんぱくすぎる犬種をご紹介します。
1.ジャックラッセルテリア
「わんぱく」「やんちゃ」と聞けばジャックラッセルテリアを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。小型犬ながらその運動量は大型犬なみに必要であり、1日2回、各1時間程度の散歩が必要です。
毎日の運動量が足りないと、そのストレスを家の中で発散しようとします。走り回るだけなら許容範囲ですが、イタズラや無駄吠えといった問題行動へと繋がる可能性も。トレーニングを重ねてしっかりコントロールすることが求められるため、初心者には向かない犬種ともいわれています。
2.シベリアンハスキー
シベリアンハスキーはちょっぴり強面な外見とは裏腹に、わんぱくで甘えん坊な犬種です。シベリアで重い荷物を載せたそりを引くほどの体力を持ち合わせているため、日々の運動量の確保は必須です。
天真爛漫という言葉がぴったりなシベリアンハスキー。やんちゃな性格ゆえ、家の中を走り回りその大きな体で家具を破壊してしまうこともしばしば…。家の中でも広々とした遊びスペースの確保が必要でしょう。
3.ビーグル
スヌーピーのモデルとしても有名なビーグルもわんぱくな犬種の代表格です。元々狩猟犬であるため、底知れぬ体力を持つ活発な犬種。その優れた嗅覚から麻薬探知犬として活躍しています。
ストレスが溜まらないように日々の運動量を確保してあげる必要があります。狩猟犬の特性から吠え癖がつきやすいため「マテ」のコマンドで落ち着かせるなど、飼い主のコントロールも求められます。
4.ラブラドールレトリバー
大型犬の中でも根強い人気のレトリバー種。その中でもラブラドールレトリバーはエネルギッシュでわんぱくな性格が強い犬種として有名です。
とにかく明るく元気いっぱいで常に遊びたがるなど、体を動かすことが大好きです。好奇心旺盛でもあるため、一緒にアウトドアを楽しむなどアクティブな生活を送るパートナーとしておすすめです。
5.コーギー
元々牧羊犬だった歴史を持つコーギーも、多くの羊たちを追いかけていたほどスタミナ豊富な犬種です。牛の足を噛んで統率をとっていた歴史から噛み癖や無駄吠えをしやすいため、しつけはしっかり行う必要があります。
活発で陽気な性格は周りの人を笑顔にさせ、家族のアイドル的存在となるでしょう。
わんぱくなワンコをおとなしくさせるしつけとは?

ご紹介したわんぱくで活発な犬種に限らず、やんちゃな性格のワンコも多くいますよね。そんな犬をおとなしくさせるしつけとはどういったものでしょうか?
しつけをする前段階として、まず十分なエネルギー発散が必要です。毎日の散歩はもちろん、ドッグランを活用したり、家の中でも体を動かす広いスペースの確保など、有り余るエネルギーを発散させてあげなければいけません。
その上で行うことは『アイコンタクト』です。アイコンタクトはすべてのしつけの基礎となる大事なもの。犬の目線を飼い主さんの目に向かせて目が合ったら『よし』と声をかけておやつを与えます。
何度も繰り返し名前を呼んでアイコンタクトができるようにしましょう。興奮した犬を落ち着かせる手段として有効です。やんちゃな犬でも冷静になれる瞬間を作ってあげることが大切です。そこから『マテ』『ステイ』などのコマンドを教えていきましょう。
まとめ

わんぱくな犬は天真爛漫、無邪気で見ていて微笑ましいもの。しかし興奮しすぎるとトラブルへ発展してしまう危険性も。アイコンタクトから始めるしつけと、日々のエネルギー発散でワンコの精神状態を安定させてあげましょう。
やんちゃで活発な犬は好奇心旺盛で遊び好き。充実した毎日をともに過ごす良きパートナーとなってくれることでしょう。



