犬がご機嫌になる『音』5選

犬はポジティブな経験と結びつく音や、本能的に心地よいと感じる音にご機嫌になる傾向があります。ここでは、犬が聞くと喜ぶことの多い『音』を紹介するので、ぜひ愛犬にも試してみてくださいね!
1.飼い主の優しい声
犬にとって、何よりも安心感があり心地よい『音』といえば、飼い主の声です。信頼していて大好きな飼い主や家族の声は、犬が聞くだけで幸福度が上がるとも言われています。
特に、褒めてくれる声や優しく話しかけてくれる声は、愛情を感じられるので大喜びしてくれる犬も多いでしょう。
2.袋のカシャカシャ音

袋のカシャカシャという音が好きな犬も多くいます。実際、買い物から帰ってきた飼い主の持つ袋の音に敏感に反応し、喜ぶ姿を見せる犬はたくさんいるでしょう。
犬が袋のカシャカシャ音を好きな理由は、おやつやご飯をもらうときに聞こえる音に似ているから、という理由が大きいようです。自分が「嬉しい」と感じた経験と感情がリンクするため、大喜びするという説があります。
3.ピッピッというおもちゃの音
犬のおもちゃによく使われている「ピッピッ」という音。これも犬が好む音であり、聞き取りやすい音だからという理由で使われることが多いと言われています。
一説によると、獲物を狩ったときの小動物の鳴き声に似ているからと考えられているため、狩猟本能が刺激される音は高揚感を与えてくれるのかもしれません。
4.穏やかな自然音

穏やかな自然音などのヒーリングミュージックは、犬の気持ちを穏やかにし、精神の安定に効果があります。最近では、YouTubeなどでも犬用のヒーリングミュージックが配信されているので、お留守番の時などに試してみることをおすすめします。
他にも、クラシック音楽はヒーリングミュージックと同様の効果が期待できると言われています。優しいピアノの音色を好む犬は多いので、ご家庭にピアノがある場合は、ぜひ愛犬の前で弾いてみましょう。
5.レゲエ音楽
意外にも、レゲエ音楽を好む犬が多いという研究結果が発表されたことをご存知ですか。スコットランド動物福祉協会とグラスゴー大学の共同研究によると、レゲエ音楽を聴いている時の犬の心拍数が落ち着き、ストレスレベルが減少したことが判明したのです。
ゆったりとしたリズムと心地よいテンポ感が犬にとってリラックス要因となっているのでは、と考えられています。
犬に音を聞かせるときの注意点

犬に音を聞かせるときは、犬がストレスを感じないように配慮する必要があります。
- 突発的な大きな音は避ける(花火、雷、爆発音など)
- 音楽を聞かせるときは、音量を小さめに設定する
- 初めて聞かせる音はストレスを感じていないか様子を観察する
上記の点に注意して、愛犬がストレスをためないような心地よい音を選んであげましょう。
まとめ

いかがでしたか。犬が好む『音』には意外なものも含まれていました。なぜその音が好きなのか理由まで理解すると興味深いものもあります。ぜひ愛犬の好みの『音』を見つけて、ストレス解消や遊びなどに役立ててくださいね。



