犬と一緒にできる『脳トレ』5選

犬との室内遊びにマンネリを感じ始めたら、おうちで簡単にできる『脳トレ』を取り入れてみてはいかがでしょう。ここでは、犬と一緒にできる満足度の高い脳トレ遊びをいくつかご紹介します。
1.おやつ当てゲーム
おやつを使ってすぐにでもできる遊びといえば、『おやつ当てゲーム』です。どちらか片方の手におやつを握り、丸く握った両手を愛犬に差し出しておやつが入っている方の手を当ててもらうという遊びです。
より難易度を高くしたい場合は、紙コップなどを使いましょう。3個以上の紙コップの中におやつを隠して当てさせたり、さらに難易度を上げるには紙コップを移動させたりしてトレーニングレベルを上げてみてください。
2.宝探しゲーム

おやつを使った遊びには、おやつ当てゲーム以外にもさまざまな楽しみ方があります。ノーズワークと呼ばれる嗅覚を使った遊びは、犬の獲物を探すという本能的欲求を刺激し、脳を活性化する効果があるため、『宝探しゲーム』で試してみましょう。
宝探しゲームは、室内のどこかにおやつを隠して探し出す遊びです。嗅覚だけを頼りに頭を働かせて探す遊びなので、おやつ当てゲームより難易度が上がります。まずはごく近い場所に隠したり、見える場所に置いたりするところから始めてみましょう。
3.ぐるぐるタオルから取り出し遊び
長めのタオルをぐるぐると渦巻き型に巻いて、その中におやつを入れて愛犬に差し出してみましょう。タオルの中に埋め込まれていると、意外とおやつを探し出すのが難しく、犬は頭を使っておやつの在処を探し出すことになります。
これは、嗅覚や犬が習性としてもつ『穴掘り行動』などの狩猟本能を刺激する遊びです。「どこにあるんだろう?」「どうすれば食べられるのだろう」と考えるので、脳もしっかり活性化してくれますよ。
4.おうちにあるもので障害物遊び

ドッグアジリティと聞くと難しそうと思う方も多いでしょう。しかし、実は室内でも簡単な障害物レースを体験することが可能です。
例えば、3〜4つ巻いたタオルを用意して、等間隔に並べます。そこを跨ぐように歩いたり走り抜けたりするだけでも簡単なアジリティスポーツになるでしょう。
5.かくれんぼ
お子様がいるご家庭では、家の中でかくれんぼをして遊んだ経験がある人も多いでしょう。実は、犬もかくれんぼをすることは可能です。
「待て」と指示を出し、飼い主が隠れてから「おいで」など普段使っているコマンドを出すことで、愛犬とのかくれんぼがスタートします。小さなお子様も参加できるので、家族でやってみると楽しいでしょう。
犬が『脳トレ』遊びで得られるメリット

今回は複数の脳トレ遊びを紹介してきましたが、犬が脳トレを取り入れた遊びに取り組むことで、どのようなメリットが期待できるのでしょうか。
- 記憶力や問題解決能力の向上
- 認知機能の低下を予防(認知症予防)
- 達成感による幸福度の上昇
- 飼い主とのコミュニケーションスキルの向上
- 飼い主との信頼関係が強固になる
- 褒められることで自信や自己肯定感につながる
日々の遊びに脳トレ要素を取り入れるだけで、これほど多くのメリットを愛犬に与えてあげることができます。ぜひ今日から遊びの中に脳トレ要素を取り入れてみてくださいね!
まとめ

脳トレと聞くと、難しそうという印象を持つ人も多いでしょう。しかし、お家の中で簡単に取り組める脳トレ遊びはたくさんあります。ぜひ紹介した脳トレ遊びから始めてみてくださいね!



