犬によく見られるドジな行動

犬と暮らしていると、心配になるようなドジな行動を目撃することがあります。思いがけない行動が飼い主や家族を楽しませてくれたり、癒してくれたりします。
「あるある!」と多くの飼い主に共感していただける、犬によく見られるドジな行動を可愛さはそのままにご紹介します。
1.自分のしっぽを追いかけ回して目が回る
嬉しくてテンションが上がりすぎてしまったとき、犬が自分のしっぽを追いかけてグルグル回ることがあります。
ドジなのは、自分のしっぽを追いかけ回すあまり、目が回ってしまうことです。頭がクラクラとしたのでしょうか、ヨロヨロと歩く姿も見られます。
しっぽを追いかけ回すことが楽しくて、遊びの一環としてよく見られるドジな行動です。
子犬や若い犬に多いのですが、老犬になっても自分のしっぽを追いかけ回して遊ぶことが好きな犬もいます
2.鏡に映った自分の姿を警戒して吠える
鏡に映った自分の姿を目にしたのは初めてではないはず…なのに、毎回驚いたり警戒して吠えたりするドジな行動は、あるあるですよね。
吠えることのない犬もいますが、不思議そうにいつまでも見つめていたり、不安そうな表情をしてしっぽを下げたり、怖がって逃げ出すことがあります。
鏡に映った自分の姿を見て、「犬だ!」と認識することができているからこそ、警戒して吠えるのではないでしょうか。
3.投げてもらったボールを見失う
おもちゃ遊びが大好きな活発な犬のあるあるなのですが、投げてもらったボールを見失ってしまい、キョロキョロと探し回ったり、他のおもちゃを持ってきたりすることがあります。
犬の視力では、青色や黄色は認識しやすいのですが、他の色は認識しにくく、ボールの色が芝生や土の色と重なって見えてしまっている可能性があるんです。
そのため、犬が認識しやすい青色や黄色のボールやおもちゃだと、見失うことなく追いかけられるのではないかと思います。
4.おやつの隠し場所を忘れてしまう
飼い主から受け取ったおやつをすぐに食べず、隠してしまうことがあります。いつ食料が手に入るか分からない野生時代の名残として、おやつを隠しているのではないかと思います。
しかし、おやつの隠し場所をうっかり忘れてしまうのがドジな犬のあるあるです。「この辺からニオイがするんだけどなぁ…」と、いつまでも探し回る姿が可愛いですよね。
5.寝ぼけてトイレを間違えて落ち込む
犬も朝起きたばかりのときは寝ぼけていることがあります。排泄がしたくなり、トイレに向かうのですが、トイレではない場所でしてしまうことがあります。
「失敗した…!」「間違えた…!」「飼い主に叱られるかも…」と思うのでしょう。しょんぼりとした表情で飼い主を見つめ、落ち込んでいる姿が見られることがあります。
トイレの失敗は叱らないのがしつけです。また上手にできたときに褒めてあげましょう。
ドジな行動をする愛犬に注意してあげたいこと

犬のドジな行動は、普段は可愛らしい行動ですが、思わぬトラブルに繋がってしまう危険性のある行動でもあります。
自分のしっぽを追いかけ回すのは、ストレスが原因である場合もあります。しっぽやおしり周りに痛みや痒みがあるサインかもしれません。
鏡に映った自分に向かって攻撃をする犬もいます。固定されていない鏡を倒したり割ったりすることがないよう注意しましょう。
まとめ

犬によく見られるドジな行動を5つご紹介しました。
- 自分のしっぽ追いかけ回して目が回る
- 鏡に映った自分の姿を警戒して吠える
- 投げてもらったボールを見失う
- おやつの隠し場所を忘れてしまう
- 寝ぼけてトイレを間違えて落ち込む
ドジな行動はただ可愛いだけでなく、愛犬の健康状態を示している場合もあります。
ドジな犬には興奮しやすいという特徴があります。興奮は怪我に繋がりやすいため、落ち着かせるための対応をすることが大切です。



