犬が飼い主の『帰りを待っている』ときの心理3つ 愛犬の気持ちへの寄り添い方までご紹介

犬が飼い主の『帰りを待っている』ときの心理3つ 愛犬の気持ちへの寄り添い方までご紹介

『犬が飼い主の帰りを待っているときの心理』についてまとめました。不安な気持ちや寂しい気持ちを抱えながらお留守番する愛犬への寄り添い方を解説します。

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犬が飼い主の帰りを待っているときの心理

隙間から外を覗く柴犬

出かけるとき、お見送りをしてくれる愛犬の不安そうな表情を見て、後ろ髪を引かれる思いをされる飼い主もいらっしゃることでしょう。

飼い主を追いかけるようにして、カーテンの隙間から顔をのぞかせていたり、激しく吠えたりすることもあるのではないでしょうか。

飼い主の帰りを待つ愛犬は、どのような気持ちでいるのでしょうか。一緒に考えてみましょう。

1.早く不安から解放されたい

犬が飼い主の帰りを待っているとき、早く不安から解放されたい、という気持ちでいることがあります。

本来、犬は群れで生活をする動物であり、その群れにはリーダーとなる存在があります。愛犬が飼い主をリーダーとして頼りにしている場合、その存在がないことに強い不安を感じます。

それは、犬の本能と言えるでしょう。幼い子供が母親の姿が見えなくなったときに泣いて呼ぶように、犬も飼い主を呼び戻したくて吠え続けることがあります。

2.早く戻ってきてほしい

犬が飼い主の帰りを待っているとき、早く戻ってきてほしい、という気持ちでいることがあります。

犬には飼い主が出かける事情を理解することは難しいです。なぜ自分を置いて行くのか、なぜひとりにするのか、どこへ行っているのか、疑問に思っているかもしれません。

しかし、人間と暮らすという経験から、“必ず戻ってくる”ということを学習しています。そのため、「早く戻ってきてくれないかな…」と思いながらお留守番しているのではないかと思います。

3.ゆっくりできるぞ

犬が飼い主の帰りを待っているとき、ゆっくりできるぞ…♡、という気持ちでいることがあります。

パンデミックが起きたとき、飼い主や家族が何日も家の中にいるため、犬がひとりきりになる時間がなく、ストレスからくる体調不良を引き起こしてしまった犬も多くいたと聞きます。

お留守番中は、犬がひとりきりになれる時間です。叱られることもなく、構われることもなく、思い思いに過ごしていることでしょう。

愛犬の気持ちへの寄り添い方

ケージから見つめるチワワ

冷静な態度で接すること

出かけるとき、愛犬が不安そうな表情でお見送りをしてくれるかもしれません。そんなときは、「すぐ帰るからね~」と大袈裟に構うよりも、スッと家を出た方が愛犬の不安を強くしません。

帰宅したときも同じで、愛犬が嬉しくて大喜びで大興奮しているときも、飼い主は冷静な態度で接しましょう。お留守番を特別イベントのようにしないための接し方です。

見守りカメラを設置する

愛犬がお留守番をする室内には、見守りカメラを設置するのがおすすめです。

出かけるとき、飼い主が「ちゃんとお留守番できるかな…」「寂しい思いをさせていないかな…」と不安な気持ちでいると、犬にも伝わってしまい、犬の不安感が高まります。

見守りカメラがあると、スマートフォンで愛犬の様子を確認することができ、安心してお留守番をさせることができるかと思います。

お留守番の時間はできる限り短くする努力をする

仕事帰りにお買い物をした方が効率がよいかもしれませんが、少しでも愛犬のお留守番の時間を短くしてあげたいのであれば、一度お家に帰り、トイレのお掃除をしたり、おやつをあげたりしてからでもよいのではないでしょうか。

まとめ

ベッドから窓の外を眺める柴犬

犬が飼い主の帰りを待っているときの心理を3つ解説しました。

  • 早く不安から解放されたい
  • 早く戻ってきてほしい
  • ゆっくりできるぞ

犬が飼い主を待つというのは、飼い主に対する愛情があるという証拠です。そして、信頼しているからこそ帰りを待つのです。

「飼い主は必ず帰る」という学習をすることができれば、不安感は少なく、安心感を持ってお留守番することができるでしょう。

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