犬が寝ぼけているときにやりがちな行動

1.手足をバタバタとさせる
犬が寝ぼけているとき、寝たままの体勢で手足をバタバタとさせることがあります。
我が家では「夢の中で走ってるのかも…♡」と言っているのですが、浅い眠りであるレム睡眠時には、犬も夢を見ることがあるのではないかとされています。
2.悲しい声でクンクンと鳴く
犬が寝ぼけているとき、寝たままの体勢で悲しい声でクンクンと鳴くことがあります。
これもまた浅い眠りであるレム睡眠時に夢を見ており、鳴き声が出てしまうのではないかとされています。寝言を言う犬は意外と多いようですね。
3.トイレの場所を間違える
犬が寝ぼけているとき、トイレの場所を間違えることがあります。
スッと起き上がり、のそのそと歩き出し、どこに行くのかな…と見守っていると、“ああ、やっちゃった…!”ということがあります。
尿意や便意で目が覚めたのかもしれません。トイレに向かって歩き出したつもりが、寝ぼけていて間違えてしまったのです。
犬自身はすっかりトイレを済ませた気でいるようで、またのそのそと寝床に戻っていく姿は何とも可愛いものです。
4.急に飛び起きる
犬が寝ぼけているとき、急に飛び起きることがあります。
犬自身も驚いたように目を丸くしていたり、耳をピンッと立てていたりしますが、飼い主もびっくりですよね。
5.水浸しになって戻ってくる
犬が寝ぼけているとき、水浸しになって戻ってくることがあります。
寝ていた犬が急にスッと起き上がり、トコトコと歩き出し、お水を飲みに行くことがあります。しっかり水分補給ができていてお利口さんですよね。
寝ぼけているとき、食器やお水との距離感が上手く掴めないのか、口周りが水浸しになって戻ってくることがあります。
我が家のポメラニアンは胸毛がボリューミーなタイプの犬なので、その胸毛が水浸しになると、床にも水滴が点々と…。みなさんの愛犬はいかがでしょうか。
6.飼い主にスリスリしてそのまま寝る
犬が寝ぼけているとき、飼い主にスリスリしてそのまま寝ることがあります。
ふと目が覚めたとき、飼い主の姿がなく、不安になってしまったのかもしれません。飼い主を探して見つけ、甘えてスリスリした後、安心してまた眠くなってしまうのでしょう。
犬が寝ぼけながらも飼い主の姿を探したり、スリスリして甘えたりするのは、自然と安心を求めているからなのだそうです。
犬が寝ぼけているときに注意してあげたいこと

無理に起こそうとしない
犬が夢を見て手足をバタバタさせたりクンクン鳴いたりすることがありますが、無理に起こそうとする必要はありません。
無理に起こされたとき、パニックになってしまう恐れがあるからです。
寝床周りを整えておく
寝ぼけた犬が急に飛び起きることがあるため、寝床の周りには家具や物を置いていない方が安全です。観葉植物を倒してしまうなどすることがあります。
冷たいフローリングの上でお昼寝をすることが好きな犬もいますが、ペット用の滑り止め塗料で加工しておくなど、安全対策をしておくと安心です。
てんかんによる発作を気に掛ける
犬が寝ぼけておかしな行動をするけど異常な気がする…というときは、その行動をしている様子を動画に撮り、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
寝ぼけている行動ではなく、てんかんなどの病気による痙攣かもしれません。
まとめ

犬が寝ぼけているときにやりがちな行動を6つ解説しました。
- 手足をバタバタとさせる
- 悲しい声でクンクンと鳴く
- トイレの場所を間違える
- 急に飛び起きる
- 水浸しになって戻ってくる
- 飼い主にスリスリしてそのまま寝る
犬の寝ぼけた行動は可愛いものですが、より安心して安全に眠ることができるよう、室内の環境や寝床を整えてあげたいですね。



