共働きの家で犬を飼うときに考えるべきこと3つ 留守中の安全対策からしつけのポイントまで

共働きの家で犬を飼うときに考えるべきこと3つ 留守中の安全対策からしつけのポイントまで

『共働きの家で犬を飼うときに考えるべきこと』についてまとめました。ライフスタイルに合った犬種を選び、お留守番中の安全対策を万全にしましょう。愛犬の快適のためのしつけのポイントを解説します。

お気に入り登録

共働きの家で犬を飼うときに考えるべきこと

柴犬、窓辺のベッド

1.運動量が少ない犬種を選ぶこと

共働きであり、犬がお留守番をしている時間が長くなってしまう場合では、運動量が少ない犬種を選ぶとよいでしょう。

基本的には1日2回、朝と夕にお散歩に連れて行ってあげられることが理想ですが、共働きで十分な時間を取ることができない場合、犬が運動不足になってしまいます。

運動不足は、犬の心にもストレスを与え、問題行動の原因になったり、健康寿命を短くしたりする恐れがあります。

お留守番をしている時間が長くなる、お散歩に十分な時間を取ることができないという共働きの家では、運動量が少ない犬種(チワワ、ポメラニアン、パピヨンなど)を選ぶとよいでしょう。

2.生活リズムを整える工夫をすること

飼い主の生活リズムは不規則であっても、愛犬の生活リズムを整える工夫をすることが大切です。

共働きであり、家を出る時間、帰宅する時間が毎日不規則である場合、犬がお散歩に行く時間やトイレの時間、ごはんを食べる時間も不規則になってしまいます。

  • お散歩

時間は決まっていなくても、朝起きてすぐ、帰宅してすぐなど、お散歩に行くタイミングを決めておく。

  • トイレ

室内で排泄ができるよう、トイレトレーニングをしましょう。お留守番している時間が長い日は、トイレを大きく用意する、複数用意するなどしましょう。

  • ごはん

犬は消化に10時間~12時間ほどかかるため、1日2回に分けて与えることが基本であるとされています。

“朝7時と夜7時”といったように時間を決め、お留守番中であるときは自動給餌器を活用しましょう。

3.役割分担を決めておくこと

共働きでは、犬のお世話に対する役割分担を決めておくことで、飼い主と愛犬のお互いがストレスを感じにくい生活を送ることができます。

小学生以上の子供がいる家なのであれば、トイレやごはんのお世話は任せてもよいかと思います。お散歩は子供だけでは危険なので、必ず大人が付き添いましょう。

お留守番中の愛犬のための安全対策

階段、ベビーゲート

階段やキッチンにはペットゲートを設置すること

犬が階段の上り下りをすることには、転倒や転落による大怪我を負うリスクがあります。キッチンでは刃物によるケガを負ったり、食べ物の誤飲誤食をしたりするリスクがあります。

ペットゲートを設置するなどし、犬が自由に立ち入ることがないようにしましょう。

温度と湿度を管理すること

犬にとって快適な温度は20℃前後、湿度は40%程度です。犬種、年齢、健康状態によって異なるため、愛犬にとっての快適な温度と湿度を管理する必要があります。

夏のお留守番は、エアコン(冷房)なしでは、犬が熱中症になります。命にも関わる恐れがあるため、徹底して管理しましょう。

見守りカメラを設置すること

愛犬がお留守番をする室内だけでもよいので、見守りカメラを設置しましょう。スマートフォンを使って、お留守番中の愛犬の様子を見守ることができます。

愛犬が体調を崩しているとき、見守りカメラがあると飼い主も安心して出かけられますし、愛犬の様子に変化があれば、すぐに対応することができます。

しつけのポイント

共働きの家で犬を飼うときは、トイレトレーニングが必須であると言えます。犬が決まった場所(トイレ)で自由に排泄をすることができれば、病気の予防にもなります。

不安や寂しさによる「吠え」にも対策が必要です。犬が安心して落ち着いて過ごすことができるよう、普段からケージやクレートで休む練習をしましょう。

まとめ

家族4人と犬

共働きの家で犬を飼うときに考えるべきことを3つ解説しました。

  • 運動量が少ない犬種を選ぶこと
  • 生活リズムを整える工夫をすること
  • 役割分担を決めておくこと

共働きの家でも犬を安全に飼うことができます。飼い主が共働きであっても犬を幸せにすることができます。

体と心のバランスが崩れてしまうことがないよう、なるべく犬の生活リズムが崩れないように工夫してあげることが大切です。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。