犬が『疲れ果ててしまう』飼い主のNG行為5選 逆効果となる行動や愛犬からのSOSサインまで

犬が『疲れ果ててしまう』飼い主のNG行為5選 逆効果となる行動や愛犬からのSOSサインまで

人間と比べて犬は体力がありますが、それでも無尽蔵というわけではありません。良かれと思った行動が犬を疲労困憊させてしまうかもしれません。あなたは愛犬からのSOSに気付けているでしょうか?

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記事の監修

めのうアニマルクリニック院長。猫が大好きなあまり、犬と猫を分けた動物病院を開院。「犬にも猫にも優しい動物病院」をコンセプトにしています。腫瘍学を得意分野としていますが、しつけに対しても力を入れており、パピークラスを開校して子犬のトレーニングを行っています。

️犬が疲れ果ててしまうNG行為

疲れて寝ている犬

どこにでも連れ回す

かわいい愛犬といつでもどこでも一緒にいたい!というのは飼い主さんの当然の願いではありますが、どこにでも連れ回すのが愛犬にとっても良いこととは限りません。

もちろんお留守番せずに飼い主さんと一緒にいられること自体は幸せかもしれませんが、人混みの中だったり、温度・湿度が極端で過ごしにくかったりすると犬は疲れてしまいます。

休憩を取らずにドライブする

車でのお出かけが好きという犬も多いですよね。ですがどんなにドライブが好きな子であっても、休憩を取らないでの長時間ドライブは大きな負担になりますし、熱中症などのリスクも上がって危険です。

少なくとも2時間に1回は車外に出てリフレッシュする時間を設けましょう。

過剰にかまいすぎる

犬は基本的にかまってちゃんで、飼い主さんと一緒に遊ぶのが大好きですが、いつでもOKというわけではありませんし、時にはひとりになりたいときもあります。

そういった犬の意思を無視し、過剰にかまいすぎてしまうと犬は疲れを回復する機会を逸して、疲労感を溜め込んでしまいます。

苦手なことを我慢する

嫌なことや苦手なことを我慢するのは、肉体的にも精神的にも辛いもの。動物病院やトリミングサロンから帰ってくるとぐったりしてしまうのはそのためです。

慣れない場所でひとりで過ごす

ペットホテルや預け先、飼い主さんがお買い物中の店先など、慣れない場所で飼い主さんと離れてひとりで過ごすことは不安に他ならず、愛犬にとっては大きなストレスです。

精神的なストレスを感じると、肉体的にもぐったり疲れてしまいます。致し方ない場合もありますが、慣れない場所でのお留守番は最低限に留めましょう。

️愛犬からのSOS

犬からのヘルプのイメージ

息遣いが荒い

疲れると息が上がってしまうのは犬も人間も一緒です。ハアハアと荒い息をする、よだれを垂れ流しているといった場合には肉体的にかなりの疲労を感じている証です。それ以上の無理を強いるのはやめましょう。

起き上がれない

体を伏せたまま起き上がろうとしない、リードを引っ張っても立ち上がらない場合は、疲れて動けないことがあります。ただし、関節や筋肉の痛み、病気によって動けないケースも考えられるため、様子が続くようであれば早めに受診しましょう。

下痢・嘔吐する

強い疲労やストレスが原因で下痢や嘔吐をすることもありますが、感染症や誤食といった別の要因の可能性もあります。こうした症状が見られたときは、動物病院の診察を受けるのが安心です。

️まとめ

元気に遊んでいる犬たち

疲れすぎることを恐れて動きをセーブすると今度は逆に運動不足になり、ストレスを溜めてしまうことが懸念されます。

疲れといっても適度であれば安眠につながりますし、少し横になったり眠ったりして回復する程度のものであれば問題ありません。愛犬の体調やライフステージも考慮しながら、適度な疲れで運動量を確保できるようにしましょう。

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