️絶対ダメ!犬を短命にするNG行為
人間の食べものを与える
食事中に愛犬がおねだりしてくると、つい分け与えたくなることがあります。
しかし、人間用に味付けされた食べものを与えるのは厳禁です。人間用の食べものには油分や塩分が多く含まれ、犬の消化器官に大きな負担をかけるだけでなく、カロリー過多による肥満の原因にもなります。
かつて犬の平均寿命が現在より短かった背景には、人間の残飯を与えていたことも一因と考えられています。さらに、肥満がさまざまな病気のリスクを高めることは広く知られています。
十分な運動をさせない
犬には犬種や年齢に応じた適切な運動量が必要です。
散歩や遊びが不足すると、肥満だけでなく強いストレスを抱える原因になります。肥満やストレスが多くの病気の引き金になることは言うまでもありません。
予防医療を受けさせない
混合ワクチン接種、狂犬病予防接種、フィラリア症検査および予防薬の投与は、毎年欠かすことのできない予防医療です。これらを受けていれば発症の可能性を大幅に減らすことができます。
「費用がかかる」「手間がかかる」といった理由で予防医療を怠ると、防げたはずの病気によって寿命を縮めてしまう危険があります。必ず計画的に受診しましょう。
お手入れをしない
歯みがき、爪切り、ブラッシングといったケアは苦手な犬も多く、つい後回しにしてしまいがちです。
しかし、定期的なお手入れを怠ると口腔内や皮膚の衛生状態が悪化し、病気や怪我のリスクが高まります。健康維持のためにも習慣的に行うことが重要です。
話しかけない
犬と長く暮らしていると、存在が当たり前になり、声かけやスキンシップを忘れてしまうことがあります。
しかし、飼い主から多く声をかけてもらっている犬は、そうでない犬に比べて寿命が長いという調査結果もあります。日々の小さなコミュニケーションが、犬の心身の健康に大きく関わっています。
️愛犬を長生きさせるために
総合栄養食を中心とした食生活を
「食」はすべての生きものにとって健康寿命を左右する重要な要素です。犬の場合も、必要な栄養素やカロリーを過不足なく摂取することが長生きにつながります。愛犬の食事は総合栄養食を基本とし、おやつの与えすぎには十分注意しましょう。
適度な運動でストレス発散
毎日の散歩や遊びは、体重や筋力の維持に加えて、ストレス解消や問題行動の予防、安眠の促進にも役立ちます。犬にとって運動は健康と生活の質を高める大切な習慣です。
定期的な健康診断
予防接種を受けるだけでなく、健康診断を定期的に行うことも重要です。犬は体調不良を言葉で伝えることができず、不調を隠そうとする傾向もあります。
健康診断によって病気を早期に発見できれば、治療の選択肢が広がり、寿命を延ばすことにもつながります。
たくさん愛を注ぐ
飼い主から多く声をかけられている犬の方が長生きしやすいとされます。声かけやスキンシップを通して日々愛情を注ぐことは、犬の幸福感を高めるだけでなく、長寿にもつながります。愛犬が日々幸福を感じられるような毎日を送らせてあげましょう。
️まとめ
犬の寿命は昔に比べて延びてきてはいるものの、人間と比べればまだまだ短いのが現実です。
だからこそ、一緒に過ごせる時間を少しでも長くするために、日々の生活習慣やケアにしっかり取り組むことが大切です。飼い主の心がけひとつで、愛犬の健康と寿命は大きく変わります。