有名アニメに登場する犬種
1.ブルドッグ(トムとジェリー)
見た目のインパクトが強いブルドッグですが、落ち着きのある性格で、家族への愛情が深く、甘えん坊な一面を持っています。
飼い主への忠誠心が高く、飼い主や家族を守りたいという強い思いから、そばを離れたがらないことがあります。
運動量はそれほど多くなく、走り回って遊ぶことよりも、のんびりとお散歩を楽しむことを好む傾向にあります。
マイペースな性格でもあるため、自分のペースを乱されることが苦手です。頑固な面もあるため、根気強くしつけをすることが大切です。
国内でのブルドッグの飼育頭数は、2024年時点で1,132頭とされています。
2.秋田犬(銀牙 -流れ星 銀-)
秋田犬は、日本犬の中で唯一の大型犬です。東北地方の狩猟犬として、イノシシやクマを追う役割を担っていた過去があります。
飼い主以外の人間にあまり懐かないという特徴があることから、「ワンオーナードッグ」と呼ばれています。「ただ一人の飼い主にだけしか懐かない」という意味があるそうです。
我慢強く冷静沈着な性格であると言われていますが、独立心や自立心があり、飼い主に頼るだけでなく、自ら考え、判断し、行動する力も持っています。
国内での秋田犬の飼育頭数は、2024年時点で251頭とされています。
3.セント・バーナード(名探偵ホームズ)
スイス原産の超大型犬で、アルプス地方では、遭難者を救助する犬として活躍していた過去があります。
雪中や高地で働いていたからか、耐寒性が高く、探知能力に優れ、判断力と責任感のある犬であるとされています。
平均寿命は8~10年と短いですが、超大型犬としては一般的な年齢であるとされています。
穏やかでおっとりとした印象を持つことが多いのですが、見知らぬ人や犬に対しては注意深くなることがあり、興奮したり、攻撃的な一面を見せたりすることもあります。
体が大きくなってからコントロールすることは非常に難しいため、体が小さな子犬のうちから、徹底した社会化としつけが必要です。
国内でのセント・バーナードの飼育頭数は、2024年時点で126頭とされています。
4.ダルメシアン(101匹わんちゃん)
運動や遊びが大好きで、何時間でも体を動かしていたい犬です。エネルギーを多く持つため、運動不足になると、ストレスによる問題行動が起こりやすいです。
興味を持たせてあげることができれば、トレーニングにも集中していられますし、学習能力が高いため、それほどしつけには苦労しないでしょう。
家族に対しての愛情が深く、飼い主に忠実な性格ですが、他人や他犬には敏感になりやすく、攻撃的な一面を見せることがありますので、注意深く接する必要があります。
国内でのダルメシアンの飼育頭数は、2024年時点で189頭とされています。
5.ボストン・テリア(ジョジョの奇妙な冒険)
フレンドリーな性格であるとされるボストン・テリアですが、遊び好きで、外で運動することを楽しみ、室内での遊びも好みます。
人と触れ合うことが大好きで、ドッグランへ連れて行くと、見知らぬ人と楽しく遊んでいる姿を目撃することがあるほどです。
家族への愛情が深い犬ですが、嫉妬心が強く、繊細な性格の持ち主です。飼い主のちょっとした表情や態度に敏感な面があるため、ストレスを感じやすいことがあります。
運動や遊びが大好きですが、興奮しやすい一面があるため、過剰な興奮には十分な注意が必要です。
国内でのボストン・テリアの飼育頭数は、2024年時点で2,310頭とされています。
まとめ
アニメには様々な犬種が登場しますが、犬種ごとの性格や特徴が描かれていることも多く、アニメをきっかけに「この犬種を飼ってみたい」と思う飼い主もいるでしょう。
性格や忠実さを知ることで、実際に犬を飼う際の参考にもなります。