️要注意!犬が飼い主を馬鹿にしているときの行動
近年では飼い主と犬の間に「主従関係」を築くべきという説は否定されています。とはいえ飼い主と犬が対等、あるいは飼い主が犬に馬鹿にされているという状態は健全ではありません。
あなたの愛犬は以下のような行動をとっていないでしょうか?
指示に従わない
呼び戻しができない、指示しつけのコマンドを与えても従わないなど、犬が飼い主の指示に素直に従わないのは「どうせこの人の言うことを聞いてもいいことはない」と、飼い主を馬鹿にしている証拠です。
人間だって、信頼していない相手や尊敬していない相手に命令をされても従いたいとは思いませんよね。犬も全く一緒です。
叱っても効果がない
指示を聞かなかったりイタズラをしたときなど、真剣に愛犬を叱っているつもりなのに愛犬の方に反省の様子が全く見受けられないということがあります。それどころか「かまってもらっている」と勘違いしてはしゃぎだすなんて場合もあります。
これらも飼い主を対等以下の存在と捉えている可能性があります。
好き勝手に遊びに誘ってくる
仕事や家事をしていて忙しいのに犬が自分のペースで好き勝手に遊びに誘ってくる、今はダメと断っているのにしつこくまとわりついて離れないなどの場合、飼い主のことが好きで仕方がないというパターンももちろんあります。
「こいつは自分の思い通りにできる存在だ」と思われているのかもしれません。
マウンティングする
マウンティングは性的な本能に基づいていると思われがちですが、自分の優位性を示したい場合にも行われます。
飼い主の足にしがみついて腰を振る、屈んでいると背中に乗ってくるなどのマウンティング行動が見られた場合、飼い主を馬鹿にしている可能性が考えられます。
️あなたは大丈夫?犬に馬鹿にされやすい人の特徴
犬の要求にすぐ応える
犬がごはんやお散歩をせがんで要求行動をとったとき、要求に安易に応えてしまっていませんか。犬の要求を何でも通していると、犬がワガママになってしまうことはもちろん「何でも思い通りにできる相手」と認識されてしまいます。
態度が一貫しない
犬が同じことをしたときでも、自分の機嫌のいいときには笑って許し、逆に虫の居所が悪いときには叱るなど、一貫しない態度で接していると犬は善悪の区別ができずに混乱してしまいます。
その結果、「この人の言うことを聞いたところで意味がない」と見放されてしまうのです。
️諦めないで!愛犬との関係性を改善するために
アメとムチを心がける
犬と適切な信頼関係を築くためには、アメとムチをしっかり使い分けることが大切です。良いことをしたときにはしっかり褒め、たくさん声がけやスキンシップをとりましょう。
そして悪いことをしたときには毅然とした態度で叱ることです。一貫性のある行動で犬を正しい方向に導くことで「この人の言うことは信頼できる」と認めてもらえますよ。
甘やかしすぎない
誰しも愛犬はかわいいものです。ついつい甘やかしたくなる気持ちはわかりますが、甘やかしすぎてしまうと「こいつはチョロい」と舐められてしまう結果になります。
また犬を甘やかすのはその場では犬を喜ばすことができても、将来的には犬のためになりません。愛犬のためにも心を鬼にすることが必要です。
️まとめ
特に頭が良くて訓練性能が高いと言われる犬ほど、飼い主がしっかりとした態度をとっていないとあっという間に馬鹿にされるようになってしまいます。
愛犬から本当に信頼される飼い主になるために、しっかりとした心構えを持って接することが大切です。