『犬と関わる職種』5選
犬が好きな人の中には、犬と関わる職種に就きたいと考えている方も多いでしょう。犬に関わる職種といっても種類は多岐にわたります。
今回は、犬と関わる職種やそれぞれに必要な資格、
更に大まかな平均収入などをまとめました。気になる方は、是非チェックしてみてくださいね!
1.獣医師、動物看護師
犬を飼っている人が毎年お世話になる動物病院では、獣医師や動物看護師が働いています。どちらも犬をはじめ動物たちが病気や怪我を負った際、診察・治療したり、そのサポートを行ったりします。
獣医師と動物看護師は、国家資格が必要になるので、獣医師は獣医系の大学を6年間、動物看護師は動物看護師の資格を取得・実践などの授業を受けるプログラムがある大学や専門学校を卒業しなくてはいけません。
現在、獣医師の年収は600万〜2000万円と幅広いです。これは、勤務医か開業医かという違いで大きく異なるようです。対して、動物看護師は300万円台前半が平均的な年収です。
2.トリマー
トリマーは、トリミングサロンや病院で犬の毛をカットしたりシャンプーしたりする職業です。トリマーになるために資格は絶対に必須と決められてはいませんが、専門学校などで資格を取得する人が大半でしょう。
そして、トリマーの平均的な年収は約340万ほどと言われています。役職やスキルなどによって異なりますが、月収で換算すると28万円前後となる人が多いようです。
3.ドッグトレーナー
犬を訓練するドッグトレーナーには、いくつか種類があります。
- 家庭犬訓練士
- ハンドラー
- 警察犬訓練士
- 盲導犬訓練士
よく家庭犬をトレーニングしてくれるトレーナーさんは、家庭犬訓練士に該当します。家庭犬訓練士になるには、必ずしも資格が必要ではありません。しかし、正しい知識を持っていることを証明することで、飼い主さんを安心させられるという点では重要でしょう。
一般的なドッグトレーナーの年収は、250万〜400万円台前半です。フリーランスになると口コミなどで人気が出たら高収入になり得ますが、収入が不安定になる傾向もあります。
4.ペットショップスタッフ
身近な犬に関わる職種といえば、ペットショップスタッフを思い浮かべる人も多いでしょう。ペットショップスタッフといえば、生体販売を思い浮かべがちですが、ペット用品を販売する人もペットショップスタッフに含まれます。
ペットショップ店員になるには、資格の取得は必須ではありません。しかし、愛玩動物飼養管理士やペット販売士、愛玩動物看護師といった資格を所持していると、収入アップや就職率が上がるでしょう。
また、ペットショップ店員の年収は、240万〜350万円が平均的です。一般的にみると決して多い年収とはいえないのが現状です。
5.アニマルセラピスト
最近では、アニマルセラピストの需要も少しずつ高まっています。アニマルセラピストとは、老人ホームや福祉施設、病院などにセラピードッグと一緒に訪れ、触れ合うことで癒しを与えるお仕事です。
現在、アニマルセラピストになるためには資格取得が必須ではありませんが、セラピードッグトレーナーの認定資格やアニマルセラピスト認定資格なども存在するので、そちらを取得しておくと安心でしょう。
年収は平均して250万〜300万円ほどと一般的には低めです。他の職業と併用して副業として行っていたり、ボランティア活動の一環として参加している人が多い印象です。
まとめ
いかがでしたか。今回ご紹介した以外にも、ペットシッターやペットホテルスタッフ、ペット栄養管理士、動物介護士など、犬に関わる職種は多くあります。ぜひ自分が興味のある職業を見つけてみてくださいね。