犬が指示されていないのに『オテ』をする心理3つ 気付いてあげたい愛犬からのメッセージとは

犬が指示されていないのに『オテ』をする心理3つ 気付いてあげたい愛犬からのメッセージとは

『犬が指示されていないのにオテをする心理』についてまとめました。犬のオテには、飼い主に伝えたいメッセージが込められています。指示されていないオテへの対応を解説します。

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犬が指示されていないのにオテをする心理

人の手と犬の手

オテを覚えたばかりの子犬が、飼い主の指示なしにオテをしてくることはよくあります。それは「褒めてもらえた!」「嬉しい!」「楽しい!」という気持ちの表れです。

実はこの行動は、成犬になってからもよく見られますし、普段あまり動かなくなったシニア犬でさえ、ふとした瞬間に自分からオテをすることがあります。

では、なぜ犬は指示されていないのにオテをするのでしょうか?ここではその心理を3つ紹介します。

1.おやつがほしい

犬が指示されていないのにオテをする一番の理由は、「おやつがほしいから」です。

オテの練習では多くの飼い主がおやつを使います。犬は「オテをした→褒められた→おやつがもらえた」と学習しているため、飼い主に何かをアピールしたいときにオテをしてくるのです。

「おやつください!」という可愛い仕草ではありますが、要求に応じすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まります。

そのため、1日に与える量をあらかじめ決めておき、与えすぎないように注意しましょう。

2.お散歩に連れて行ってほしい

膝に手を乗せる

犬がオテをしてきたとき、ふとリビングのドアを見ていたり、玄関マットの上に立っていたりすることはありませんか?

これは「お散歩に行こう!」というサインかもしれません。

特に賢い犬は、オテのあとにハーネスやリードを持ってきたり、キャリーバッグに自ら入ったりすることもあります。

ただし、毎回要求に応じていると「オテをすればいつでも散歩に行ける」と覚えてしまうので要注意。

お散歩の時間ではない場合は応じなくても大丈夫ですが、排泄のために外に出る必要がある犬の場合は「トイレの合図」の可能性もあります。

我慢させすぎると膀胱炎などの病気につながることがあるため、状況をしっかり観察してあげましょう。

3.褒めてもらいたい

犬が指示されていないのにオテをする理由は、「飼い主に褒めてもらいたいから」です。

子犬の頃はオテができるたびに飼い主や家族に大げさに褒めてもらっていたはずです。

しかし成長してできることが増えると、それが当たり前になり、褒める機会が減ってしまうことがあります。

犬は褒められることが大好きで、飼い主の笑顔を見るのが何よりの喜びです。

「褒められたい」「嬉しい顔が見たい」そんな気持ちから、指示されていないのにオテをしてくるのです。

このときはぜひ、「上手だね!」「おりこうさんだね!」と声をかけてあげてください。

ちょっとしたスキンシップが、犬にとっては大きな安心と幸せになります。

まとめ

手を伸ばす柴犬

犬が指示されていないのにオテをする心理を3つ解説しました。

  • おやつがほしい
  • お散歩に連れて行ってほしい
  • 褒めてもらいたい

オテは、犬にとってただの芸ではなく、飼い主へのコミュニケーション手段です。ときには可愛い要求であり、ときには気持ちのアピールでもあります。

「要求に応えるかどうか」で迷う飼い主も多いと思いますが、無視をしてしまうと犬が不安になったり、逆に行動がエスカレートしてしまうこともあります。

筆者は無視はせずに「まだおやつの時間じゃないよ」「今日はもうおしまい」など、必ず声をかけるようにしています。

そうすることで犬も安心し、飼い主との信頼関係も崩れにくいと考えています。犬のオテは「愛情表現のひとつ」と考え、上手に受け止めてあげましょう。

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