犬を『リラックス』させる環境づくりのコツ4つ 快適に過ごせる理由から改善すべきNG環境まで

犬を『リラックス』させる環境づくりのコツ4つ 快適に過ごせる理由から改善すべきNG環境まで

『犬をリラックスさせる環境づくりのコツ』についてまとめました。その環境がなぜ犬にとって快適なのか、どのような環境であると改善するべきなのかを解説します。

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犬をリラックスさせる環境づくりのコツ

クレートで寝ている犬

1.犬の体の大きさに合ったケージやクレートを用意すること

犬が安心してリラックスできる環境には、体の大きさに合ったケージやクレートが欠かせません。「狭い場所に閉じ込めるのはかわいそう」と思うかもしれませんが、犬は薄暗く狭い場所を好む習性があります。

広すぎると落ち着かず、逆に狭すぎてもストレスになるため、犬が中でUターンできる程度の広さが理想的です。高さは犬の体高より5cmほど、幅や奥行きは伏せをしたときに少し余裕があるくらいを目安にしましょう。

適切なサイズのケージやクレートに慣れておくと、病気やケガをした時、預ける時、また災害時など、いざという時にも愛犬のストレスを軽減できます。

2.ケージやクレートをリビングに置くこと

犬をリラックスさせるためには、ケージやクレートをリビングに置くのがおすすめです。

外からの刺激を受けやすい窓のそばや、人の出入りが多いドアの近くは避け、リビングの隅など落ち着ける場所に置いてあげましょう。

飼い主さんや家族が誰もいない部屋にポツンと置かれると、犬は寂しさを感じてしまいます。たとえ寝ている時間が長くても、家族の気配を感じられる場所の方が、犬は安心して過ごせるのです。

3.ベッドとトイレを離して置くこと

ケージの中にトイレ、フレブル、クレート

ベッドとトイレを離して置くことも、犬をリラックスさせる大切なポイントです。

きれい好きな犬は、寝床の近くにトイレがあると、安心して休めないことがあります。また、ベッドを汚すことを気にして排泄を我慢してしまう犬もいるため、ベッドはリラックスしてくつろぐ場所、トイレは別の場所として分けてあげるのが理想です。

お留守番中はケージの中で過ごしてほしい場合は、寝床とトイレスペースが分かれているタイプのケージを選ぶとよいでしょう。

4.刺激の強い香りを置かないこと

芳香剤やアロマオイルなど、人間にとっては心地良い香りでも、犬にとっては刺激が強すぎる場合があります。犬の敏感な目や鼻の粘膜を刺激し、痛みやかゆみの原因になる可能性も。

もし愛犬の体臭が気になる場合は、空気清浄機を活用しましょう。ペットの匂いや抜け毛、フケに特化した機能を持つ製品も多く販売されています。

まとめ

ハウス型のベッドにチワワ

犬をリラックスさせる環境づくりのコツを4つ解説しました。

  • 犬の体の大きさに合ったケージやクレートを用意すること
  • ケージやクレートをリビングに置くこと
  • ベッドとトイレを離して置くこと
  • 刺激の強い香りを置かないこと

愛犬が1日のほとんどを過ごす場所が、心身ともに健やかに過ごせる空間になっているか、ぜひ一度見直してみてください。

特に、お留守番の時間が長い愛犬にとっては、リラックスできる環境かどうかが、健康に大きな影響を与えることもあります。

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