犬の幸せに必要な"要素"とは
愛犬に幸せになってもらうためには、犬たちがどのようなことに大きな幸せを感じているのか知ることが大切です。基本的には以下の要素が揃うと、幸福度が高くなると言われています。
- 十分な食事
- 安心して過ごせる環境
- いつでも排泄できる環境
- 家族からの愛情
- 他の犬との交流
- 犬としての欲求を満たす行為
たくさんあるように見えますが、どれも犬を飼っていれば日常的に取り入れられる要素ばかりです。上記のポイントを踏まえて、愛犬の性格に寄り添いながら日々の暮らしを満足させられる工夫を考えてみましょう。
愛犬を『心から幸せにする方法』5選
愛犬に心から幸せになってもらうためには、ぜひ下記で紹介するポイントを意識してコミュニケーションをとったりお世話したりしてみましょう。
1.飼い犬の性格に合ったアプローチ
犬によって性格は大きく異なります。
スキンシップの取り方1つとっても、たくさんスキンシップをとりたがるわんこもいれば、マイペースにひとり時間を好むわんこもいるでしょう。また、しつけも早々に習得できるわんこもいれば、時間をかけて着実に覚えるわんこもいます。
このように、スキンシップやしつけ、また遊び方など、飼い犬の性格に適したアプローチ方法を考えて取り入れましょう。
2.安心と快適さが揃う生活環境を整える
犬が幸せな暮らしを送るためには、心の底から安心できて快適に過ごせる生活環境が必要不可欠です。
適切な室温が維持されている環境や警戒せずに落ち着いて過ごせる環境、怪我などの危険のない安全な環境……。こうした要素が揃っている生活環境を整えてあげると、安心して心にゆとりを持って生活ができるので、幸福度が上がりやすくなります。
3.基本的なお世話を丁寧に行う
食事や水の交換、トイレの掃除、ブラッシング、歯磨き、耳掃除など、基本的なお世話を行うときは、雑に行うのではなく丁寧に取り組んであげましょう。
例えば、声をかけながらご飯を与えてあげたり、トイレはこまめに確認して早めに掃除してあげたり、ブラッシングするときは愛犬がくつろげるような抱き方を意識したり、気持ちいいと思えるような梳かし方を心がけたりします。
苦手なお世話は「大丈夫だよ」と優しく声をかけてあげたり、できるだけ手短に終えてあげたり、我慢できたらたくさん褒めてあげるなど、愛犬の気持ちに寄り添いながら進めましょう。
4.飼い犬が好む遊びを把握して取り入れる
日常的にコミュニケーションをとる方法として「遊び」がありますが、犬によって好きな遊びは異なります。
愛犬がどのような遊びを楽しそうに取り組んでいるのかよく観察してみたり、犬種によって好む遊びの傾向も異なるので調べてみたりと、飼い犬が好みそうな遊びを積極的に取り入れてあげると、より日々の満足感が高まりますよ!
また、活動的なわんこであれば、時には環境を変えて、ドッグランや海辺などで遊ばせてあげるのも気分転換になるでしょう。
5.ボディランゲージを理解して対応する
最後に、犬のボディランゲージを理解してあげることも大切です。犬は吠える、鳴く以外にも仕草や行動で意思疎通を図ろうとすることが多々あります。
この仕草や行動に隠された心理を汲み取ることで、愛犬がどのような行動を求めているのか、どのような気持ちでいるのか察することができるでしょう。
ボディランゲージを理解し、適切に対応することで、愛犬にとって「飼い主さんは頼りになる」「自分のことをわかってくれている」とより強い安心感や幸福感につながります。
まとめ
いかがでしたか。愛犬を心から幸せにするためには、それぞれのわんこに寄り添ったアプローチをすることが重要です。愛犬がどのような性格なのか、どのようなことを好むのかを理解し、愛犬に合った接し方や遊び方を取り入れてあげましょう。