犬に『気持ちを伝える』4つの方法 愛犬との信頼関係が深まる正しい伝え方とは?

犬に『気持ちを伝える』4つの方法 愛犬との信頼関係が深まる正しい伝え方とは?

愛犬にきちんと気持ちを伝えることは、コミュニケーションをしっかりととって信頼関係を築くためにとても大切なことです。この記事では、犬に気持ちを伝えるためのコツをご紹介します。

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1.こまめにアイコンタクトをとる

見上げている犬

犬にとって、信頼できる相手と目を合わせる=アイコンタクトをとるのは、とても大切なコミュニケーションのひとつです。

言葉を使わなくても、アイコンタクトをとるだけで愛情が伝わることもありますし、アイコンタクトによって幸福感が得られるということもわかっています。

また、同じ声かけをするときであっても、目を合わせている場合とそうでない場合では、伝わり方も大きく変わるでしょう。

これは人間でも同じことが言えるので、動物にとって視線を合わせるということは非常に重要なことなのだと思います。

目を合わせるという行動は、愛情だけでなく、こちらの気迫やエネルギーを伝えることにもつながります。

目が合ったのが知らない相手だった場合は、敵意や威嚇、警戒などの意思を示すこともあるように、犬にとって目線を合わせることには大きな意味があるのです。

忙しくて愛犬と遊ぶ時間が十分に取れないときでも、こまめにアイコンタクトをとったり愛犬に視線を向けたりするようにしましょう。

そうすることで「ちゃんと見てるよ」「気にかけてるよ」「大好きだよ」ということが伝わるので、愛犬の不安や不満、ストレスも軽減させることができると考えられています。

2.反応を見ながらスキンシップをする

なでられている笑顔の犬

犬に愛情を伝えたいときには、スキンシップをとるのがおすすめです。

ただし、自分の好きなように愛犬をなでたり抱き上げたりするのはNG!スキンシップはあくまでも、お互いが心地よいと感じられるものでなくてはなりません。

犬が食事やおもちゃ遊びなど別のことに夢中になっているとき、またはゆっくり休みたいと思っているときになでても喜ばれないことがあります。

飼い主さんのことが大好きな犬であっても、タイミングによっては「今は放っておいて欲しい」「そのなで方は好きじゃない」と思うこともあるということを覚えておきましょう。

スキンシップは犬との最高のコミュニケーションになりますが、必ず犬の反応を見ながらおこなうようにしてくださいね。

3.表情や声のトーンで感情表現する

窓際にいる犬と男性

犬に自分の気持ちをしっかりと伝えたいときは、表情や仕草、声のトーンを意識して接するようにしましょう。

犬が人間の言葉そのものを理解するには時間がかかりますが、ボディランゲージや声のトーンなどをとてもよく観察してその意味を読み取ろうとします。

そのため、叱るときに「もう、だめでしょー」とニコニコしていてはしっかり伝わりません。反対に、ほめるときや愛情を伝えたいときには、にっこりと笑って明るい声で接してあげると犬も一層喜ぶと思います。

4.指示は短い言葉を使う

笑顔の女性とウェスティー

犬に何らかの指示や意思を伝えたいとき、使う言葉はできるだけ短く聞き取りやすいものを選ぶようにしましょう。

犬は人間の言語を元々知っているわけではなく、トレーニングや経験によってその言葉の意味を少しずつ理解して覚えていきます。

そのため、犬に伝えたい言葉があるときは、短い言葉にしてあげることをおすすめします。

また、覚えて欲しい言葉があるときは、しっかりと覚えるまでは同じ言葉を使うようにします。

座って欲しいときに、「おすわり」「座って」「座りなさい」「座ろうね」などと色々な表現をしてしまうと、犬は混乱してしまいます。まずはひとつの言葉をきちんと覚えさせてから、バリエーションをつけるようにしましょう。

まとめ

子供と犬

同じ言語で会話ができない犬とは、相手を思いやる気持ちがなければ正確なコミュニケーションをとるのがむずかしいと思います。

相手が何を考え、何を感じているかを想像しながら、相手に伝わりやすい意思表示や感情表現をしてあげる必要があります。

一見むずかしいことのように感じるかもしれませんが、毎日一緒に過ごしていくなかで、お互いに少しずつそのポイントやコツもわかってくるでしょう。

愛犬を観察して、豊かな感情表現をしながら、よりよい関係を築けるように愛情たっぷりのコミュニケーションを心がけてくださいね。

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