犬が『悪い人』だと判断する基準4選 嫌われやすい人がしがちなタブー行為とは?

犬が『悪い人』だと判断する基準4選 嫌われやすい人がしがちなタブー行為とは?

「愛犬がなぜか懐かない」「唸られる」そんな経験はありませんか?この記事では、犬が「この人は苦手」と感じる行動や状況、人間側が無意識にしがちなNG行動を解説。犬との良好な関係を築くためのヒントをご紹介します。

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犬が「悪い人」だと判断する4つの基準

餌を嫌がる犬

1.大きな声や威圧的な態度

犬は、大きな声や甲高い声、威圧的な態度に敏感に反応し、恐怖や不安を感じやすいです。特に、見慣れない人からの突然の大声や、上から覆いかぶさるような動作、じっと見つめる行為は、犬にとって威嚇と捉えられ、警戒心を抱く原因となります。

犬は本能的に身の安全を脅かされていると感じ、その人を「危険な存在」と判断してしまうでしょう。

2.不適切なボディランゲージ

犬は人間のボディランゲージをよく観察しています。頭を上から触ろうとする行為や、急な動き、驚かせるような行動は、犬に恐怖心を与えます。

また、尻尾や足を引っ張るなど、犬が明らかに嫌がるボディランゲージは、犬にとって非常に不快な経験となり、その人に対して強い不信感を抱かせます。犬は、自分のパーソナルスペースを尊重しない人を「悪い人」と判断する傾向があるようです。

3.苦手なニオイがする

犬の嗅覚は人間の数千倍から数万倍とも言われ、ニオイに対して非常に敏感です。人間にとっては心地よい香水やタバコのニオイ、アルコールや洗剤などの刺激物は、犬にとって不快な刺激となることがあります。

過去に嫌な経験と結びつくニオイも、犬がその人を警戒する原因になるので注意が必要です。不快なニオイをまとう人は、犬にとって「近づきたくない存在」と認識されてしまう可能性があります。

4.犬のサインを無視する

犬は、ボディランゲージや行動で様々なサインを送っています。唸り声や耳を伏せる、尻尾を下げるなどの警告サイン、あくびや舌なめずりといったストレスサインを、人間が無視したり、理解しようとしない場合、犬はその人に不信感を抱きます。

犬の「やめてほしい」というサインを見逃し、一方的に接し続ける人は、犬にとって「自分の気持ちを理解してくれない」存在となり、嫌われる原因となるでしょう。

犬に嫌われやすい人がするタブーな行為

お手を無視する犬

目をジッと見つめる

犬の目をじっと見つめる行為は、犬にとって威嚇や挑戦と捉えられます。特に見知らぬ犬に対して行うと、犬は自分の身が危険に晒されていると感じ、警戒心を強めます。

犬は、アイコンタクトは信頼する相手との間で行うものと考えているため、一方的に見つめられると不快感を覚えるのです。

正面から近づき触れる

犬に正面から近づき、いきなり頭を触ろうとするのは、犬にとって非常に大きなプレッシャーとなります。これは、犬の行動範囲を制限し、上から抑えつけられるような感覚を与えるため、犬は身の危険を感じてしまいます。

特に、知らない犬に対しては、斜めからゆっくりと近づき、犬が自ら寄ってくるのを待つのが鉄則です。

過度なスキンシップ

犬への過度なスキンシップや、しつこく抱きしめる行為は、犬の自由を奪い、ストレスを与える可能性があります。犬も人間と同じように、自分のペースやパーソナルスペースを大切にしていることを忘れないようにしましょう。

犬が嫌がっているのに無理やり触り続けたり、抱きしめたりすると、犬は不快感や嫌悪感を抱き、その人から逃れようとするようになります。

一方的なコミュニケーション

犬の気持ちを考えずに、一方的に話しかけ続けたり、自分の欲求だけを押し付けたりするコミュニケーションは、犬にストレスを与えます。

犬は、人間が話す内容を理解できなくても、声のトーンや表情、ボディランゲージから気持ちを読み取ろうとします。しかし、自分のサインが無視され、一方的に接されると、犬は不満や不信感を募らせてしまうのです。

無理やり触ろうとする

犬が逃げようとしているのに追いかけたり、嫌がっているのに無理やり触ろうとする行為は、犬に恐怖心を植え付けるのでやめましょう。

一度でも嫌な経験をすると、犬はその人に対して強い警戒心を持つようになり、二度と近づこうとしなくなります。犬の「嫌だ」という意思表示を尊重し、無理強いしないことが、信頼関係を築く上で最も重要です。

まとめ

ズボンに噛みつく犬

犬が「悪い人」だと認識する基準は、犬が嫌がっていることに気付かずにコミュニケーションを取ろうとする人です。

犬は言葉の代わりに行動や仕草で気持ちを伝えようとしてくれます。それを無視したコミュニケーションを取ってしまうと、犬との信頼関係を築けません。

関係が悪化すると、犬がストレスで体調不良になってしまったり、攻撃的な性格や問題行動を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

愛犬の様子をよく観察し、ストレスとなるような行動は控えるようにしてくださいね。

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