犬のウンチ『飼い主がやりがちなNG処理方法』4選 普段の捨て方、間違っている可能性も…

犬のウンチ『飼い主がやりがちなNG処理方法』4選 普段の捨て方、間違っている可能性も…

散歩中や自宅で愛犬がウンチをした際、きちんと処理しているつもりでも、実は間違っているケースがあります。愛犬のウンチの処理方法を誤ると、衛生面やマナーの問題だけでなく、法律に触れる可能性もあるため注意が必要です。この記事では、飼い主がやりがちな犬のウンチのNG処理方法と、適切な処理方法をご紹介します。

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飼い主がやりがちな犬のウンチのNG処理方法4選

ウンチ中のパグ

愛犬のウンチの処理は、飼い主にとって日常的なお世話のひとつです。だからこそ、うっかりマナー違反やルール違反をしてしまわないように気をつけたいものです。そのためには、間違った処理方法を避ける必要があります。

では、具体的にどのような処理方法がNGなのでしょうか?ここでは、飼い主がやりがちな犬のウンチのNG処理方法を4つご紹介します。

1.そのまま放置する

散歩中に愛犬がウンチをした際、そのまま放置するのはマナー違反であり、絶対にやってはいけない行為です。放置されたウンチは不衛生で悪臭の原因となり、ハエなどの害虫を発生させる可能性もあります。また、人が誤って踏んでしまえば、非常に不快な思いをすることにもなります。

このように、ウンチの放置は周囲に大きな迷惑をかけますが、それだけではありません。条例や法律違反であり、罰則を科せられることがあります。飼い主の義務として、散歩中の愛犬のウンチは必ず持ち帰り、適切に処理しましょう。

2.公共のゴミ箱に捨てる

愛犬が散歩中にしたウンチを、公園や店舗などに設置された一般的な公共のゴミ箱に捨てるのはマナー違反です。悪臭や衛生上の問題を引き起こし、多くの人に迷惑をかける可能性があります。

「放置せずにゴミ箱に捨てたのだから問題ないだろう」と思うかもしれませんが、実際はそうではありません。散歩中に愛犬がウンチをしたら、それを途中にある公共のゴミ箱に捨てたりせずに、必ず自宅へ持ち帰りましょう。

3.公共の場所や他人の土地に埋める

公園などの公共の場所や、畦道などの他人の土地に犬のウンチを埋めるのは絶対NGです。この行為は不法投棄とみなされ、廃棄物処理法違反にあたるおそれがあります。

また、ウンチが土の中で分解されるまでには時間がかかり、その間に悪臭が発生したり、雨水でウンチが流れ出したりする可能性があります。自宅の庭にウンチを埋める場合でも、近隣に迷惑がかからないように、深めに穴を掘って埋めるようにしましょう。

4.自治体が指定している方法で処理しない

自治体によって、ペットのウンチの処理方法は異なります。可燃ごみとして出すように指定している市区町村もあれば、トイレに流すように指定している市区町村もあります。

いずれの場合も、そう定められているのには衛生面や処理施設の事情など、きちんとした理由があるはずです。その点を理解し、可燃ごみとして出すように指定されているのにトイレに流したり、逆にトイレに流すように指定されているのに可燃ごみとして出したりするのは避けましょう。

自分が住む自治体ではどのような処理方法が指定されているのか、必ずウェブサイトなどで確認し、ルールに従って処理しましょう。

犬のウンチの適切な処理方法は?

柴犬の後ろ姿とウンチを回収する女性

飼い主として責任ある行動を取り、地域社会と良好な関係を築くうえで、愛犬のウンチを適切に処理するのは非常に大切なことです。前述のNGな処理方法は避け、適切に処理するようにしましょう。ここからは、犬のウンチの適切な処理方法をご紹介します。

1.自治体のルールに従う

犬のウンチの適切な処理方法の基本は、住んでいる自治体のルールに従うことです。

散歩に行く際は、ビニール袋やトイレットペーパー、水の入ったペットボトルなどを持参し、ウンチは必ず自宅へ持ち帰るのが原則となっています。ウンチの回数や状態は体調などによって変わるため、ビニール袋やトイレットペーパーは多めに持っていくと安心です。

ウンチを燃えるゴミとして出すルールになっている場合は、『新聞紙などで包んで』『ビニール袋に入れて』といった、自治体ごとの細かいルールも守りましょう。

トイレに流すルールになっている場合は、小石や葉っぱなどの異物をなるべく取り除き、一度に大量に流さないようにすることが重要です。これにより、トイレの排水管の損傷や詰まりのリスクを減らすことができます。

2.ペットのウンチ対応の生ごみ処理機を活用する

近年、家庭用の生ごみ処理機の中には、ペットのウンチも処理できるタイプのものがあります。これを使えば、愛犬のウンチを自宅で衛生的に処理することができ、悪臭も軽減できます。

ただし、すべての生ごみ処理機がペットのウンチに対応しているわけではないため、購入時には必ず仕様をよく確認しましょう。また、本体価格が高額なものが多いことや、ランニングコストがかかることにも注意が必要です。

まとめ

ウンチ袋ホルダーをくわえて座るジャックラッセルテリア

今回は、飼い主がやりがちな犬のウンチのNG処理方法を4つご紹介しました。マナー違反になるだけでなく、条例や法律違反になることもあるため、愛犬のウンチをNGな方法で処理するのは避けましょう。

周囲の環境や地域社会への配慮という観点からも、愛犬のウンチは適切に処理することが大切です。適切な処理方法の基本は、自治体のルールに従うことですが、ペットのウンチ対応の生ごみ処理機を活用するという選択肢もあります。

犬と人が快適に共生できる社会を目指すためにも、愛犬のウンチは飼い主が責任を持って適切に処理しましょう。

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