おっちょこちょいが魅力？『天然な犬』がみせる行動5選
犬はそれぞれ性格が異なるため、愛犬に合った接し方や育て方をすることも大切です。中でも『天然』と言われる犬たちは、おっちょこちょいな行動が多くみられます。天然な犬たちがどのような行動をみせるのか具体的にみていきましょう。
1.距離感を見誤ることが多い
天然と言われる犬たちの中には、周囲との距離感を見誤ることが多くあります。例えば、腰を下ろそうとした場所に他の家族やペットが座っており、うっかりその上に座ってしまうといった可愛らしい距離感の見誤りです。
他にも会えた嬉しさから猛突進してしまい、距離感を間違えてブレーキが効かずに相手に突っ込んでしまう、というトラブルも起こしがちです。
2.前を見ずに歩いてぶつかってしまう
散歩中、飼い主とアイコンタクトを取ることは重要です。しかし、飼い主が大好きなあまり常に飼い主を見上げているため、前に現れた電柱に気づかずにぶつかってしまう……というワンコも。
他にもおもちゃをルンルン気分でくわえながら室内を歩いていたところ、おもちゃに意識が集中してしまい、目の前の家具に気づかずに衝突してしまうという事例もあります。
3.排泄が終わっていないのに歩き出してしまう
衝撃的なおっちょこちょい行動に、排泄が終わっていないタイミングで歩き出してしまうため、排泄物（おしっこやうんち）がトイレ周りに散乱してしまった……という驚きの天然行動も！
排泄している感覚は自分でわかりそうなものですが、おそらく他のことに意識が向いてしまい、排泄が終わっていないにもかかわらず、そちらに向かって歩いてしまっているのだと考えられます。なんておっちょこちょいなんでしょう！
4.高揚しすぎて失敗する
天然な犬は、のんびりとして性格だったり、感情豊かで素直な性格の犬が多い印象です。「おやつをもらえた！」「遊んでもらえる！」といった高揚感が高まりすぎてしまったために、その直後に失敗を招いてしまうケースは少なくありません。
例えば、おやつをもらえてウキウキで自分の寝床へと運ぼうとしたら、その途中で落としてしまったり、散歩中にルンルン気分で歩いていたら、道路の溝に落ちてしまう……といったトラブルもあります。
5.ドアや窓が開いているのに閉まっていると思い込む
天然でおっちょこちょいな犬は、ドアや窓が開いているのに、なぜか閉まっていると思い込み、部屋の中に入ってこられない、あるいは外に出られないといった不思議な現象を起こすことも。
飼い主が「どうしたの？」と聞いても、困ったようにこちらを見つめるだけで部屋に入ってこないため、一度飼い主が出入りする様子を見せて「部屋に入れるよ」と教えなければならなかった、という体験談もあります。
おっちょこちょいな天然ワンコがやりがちなトラブルとは
天然なワンコたちは、そのおっちょこちょいな性格がゆえにトラブルを起こしがちです。
些細な可愛らしいトラブルであれば問題ありませんが、散歩中などに道路の溝に落ちてしまったり、側溝に足を取られてしまったり、電柱に衝突してしまったりすると、怪我につながる危険があるので注意が必要です。
また、興奮のあまり室内で猛ダッシュして転倒してしまう天然なワンコたちも少なくありません。
散歩中は飼い主が周囲に気を配り、リーダーウォークを実践させることが大切です。また、室内も愛犬が怪我をしないようマットを敷いたり、普段から「お座り」「伏せ」などのコマンド指示に従えるようトレーニングを行い、一旦落ち着きを取り戻す方法も習得しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。天然な犬は飼い主が思わず笑ってしまうようなおっちょこちょい行動をとりがちです。しかし、時にそのおっちょこちょいな行動はトラブルを招く恐れもあるので、日頃から飼い主が気を配り、愛犬が怪我をしないよう見守りましょう。
