1.ケア用品
愛犬の健康と衛生を守るうえで欠かせないのが「ケア用品」です。最低でも以下のものを用意しておく必要があるでしょう。
- ブラシ
- シャンプー
- 歯みがきグッズ
犬の被毛ケアは、皮膚病予防やノミ・ダニの早期発見にもつながります。ブラシやシャンプーといったケア用品はさまざまな商品が販売されているので、肌に優しい素材や犬種に合ったものを選ぶことが大切です。なお、シャンプーは必ずペット用のものを使うようにしましょう。
また犬の口腔ケアは、心臓病や腎臓病などの予防効果が期待できるとされています。歯ブラシやジェルなどの歯みがきグッズを用意しましょう。ブラッシングが難しい場合は、歯みがき効果のおやつや舐めるだけのペーストを利用するのもおすすめです。
2.陶器の食器
愛犬の食器は、プラスチック製よりも陶器製がおすすめです。プラスチックは軽くて扱いやすい反面、表面に傷がつきやすく、そこで雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。また、長期間使用すると臭いや汚れが取れにくくなり、不衛生になりがちです。
一方、陶器の食器は割れる可能性はありますが、表面がなめらかで傷つきにくく、洗浄もしやすいという利点があります。さらに陶器の食器は重さがあるため動きにくく、食事中に食器がズレることがないので食べやすいと言われています。
また食器を清潔に保つためには、毎食後に洗い、定期的に消毒をすると良いでしょう。煮沸消毒がおすすめです。
3.ドッグフード
犬の健康を守るうえでもっとも重視するべきなのが毎日の食事です。年齢や犬種、体質に合ったフードを選ぶことで、アレルギーや肥満、内臓疾患の予防にもつながります。
愛犬の健康を守るためには、できるだけ余計な添加物が含まれていないフードが望ましいでしょう。たとえば、飼い主さんの購買意欲をそそるための着色料や、食いつきをよくするための香料などは不要です。
また主原料となる肉や魚などのタンパク源の品質はフードによってさまざまなので、値段に反映されていると言っても過言ではありません。フードは「コスト」ではなく「投資」と捉え、愛犬に合ったものを選ぶようにしましょう。
4.お散歩用品
犬のお散歩を安全におこなうためにも、首輪やハーネス、リードは丈夫で体に負担のかかりにくいものを選ぶことが大切です。
たとえば引っ張り癖のある小型犬の場合は、首に大きな負担がかかる可能性があるため、首輪よりもハーネスが向いていると言えるでしょう。また金具に余分な力かかって劣化しやすくなる可能性もありますので、耐久性に優れたものを選ぶと安心です。
さらに夜のお散歩では反射素材の入ったリードやライト付きのグッズを使うことで、事故防止に役立ちます。また万が一の逸走に備えて、迷子札をつけておくことをおすすめします。
お散歩用品は歩きやすさはもちろん、愛犬の安全を守るためにも耐久性にすぐれた製品を選ぶようにしましょう。
まとめ
犬との暮らしに必要なものはたくさんありますが、「安全性」「清潔さ」「健康への配慮」が求められる用品には、しっかりお金をかけるべきです。
ケア用品は毎日の健康チェックの一環となり、陶器の食器は食事環境を清潔に保ちます。ドッグフードは栄養の質が愛犬の体調に直結しますし、お散歩用品は命を守る大事なツールです。
すべてを高価にする必要はありませんが、長く使うもの、健康を支えるものほど、品質を重視して選ぶことが大切と言えるでしょう。