犬に絶対してはいけない『リードの持ち方』5選 死亡事故を招くかもしれない危険行為とは?

犬に絶対してはいけない『リードの持ち方』5選 死亡事故を招くかもしれない危険行為とは?

犬との毎日で欠かせないものといえばお散歩。そして、お散歩に欠かせないものといえばリードです。ただし、リードさえ付けていればどんな持ち方をしてもいいというわけではありません。あなたは、こんな持ち方をしていませんか?

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️絶対NG!危険なリードの持ち方

犬のリード

持ち手をただ握るだけ

リードの先が輪っかになっているものや、グリップが付いているものなど形状はさまざまですが、ただ持ち手を握るだけでは正しいリードの持ち方になりません。持ち手を握っているだけだと引っ張られた際に手からすり抜けてしまうリスクが高いからです。

片手でリードを持つ際には、まず親指をリードに通した後、手のひらに何重か巻きつけるようにしましょう。力の強い大型犬の場合には、さらにもう片方の手でリードの中ほどを持つ両手持ちがおすすめです。

手首にぐるぐる巻きにする

手首にリードをぐるぐる巻きにしておけば簡単には外れないだろうと思うかもしれませんが、それもまた別のリスクをはらんでいます。手首にぐるぐる巻きにしていると、犬が突然リードを強い力で引っ張ったときに制御しきれず、転倒して引きずられてしまう恐れがあるため注意が必要です。

リードが長すぎる

ロングリードや伸縮式リードの場合、リードを長く持つことで犬が自由に行動できる範囲を広げることができます。

広い空間や周囲に人がいない状況であればそれでも問題はありませんが、普段のお散歩中にリードを長く持つことはやめましょう。犬が危険に近づこうとした際に、すぐに自分の方に引き寄せて制御できる長さにしておくことが大切です。

リードを短く持ちすぎる

長すぎるのがダメだからといって、単に短く持てばいいというわけではありません。あまりにリードを短くしすぎると、犬がリードで吊り上げられるような格好になってしまい、苦痛を与えてしまいます。犬のリードは短すぎず長すぎず、一緒に歩いていてややたるんでいるくらいが理想的です。

リードを何かに縛りつける

自転車で犬の散歩をしている人を見かけることがあります。そもそも自転車での散歩は犬に急に引っ張られたときに倒れてしまう危険があるだけでなく、自転車を漕ぐペースと犬の歩くペースによっては犬に大きな負担を強いる可能性があるので推奨されるものではありません。

そのため、リードを自転車に縛りつけて散歩するのは特に危険です。自転車でなくても、カバンの肩紐にリードを縛りつけて散歩するなど、リードを何かに縛りつけておくのはリードが解けてしまうリスクがあるのはもちろん、犬の咄嗟の行動を制御できないリスクがあり大変危険です。

️最悪は命に関わることも?リードの持ち方が招く事故

リードを無理やり引っ張る犬

交通事故

リードを長く持ちすぎていて犬の制御が効かないと、車道に飛び出して交通事故に巻き込まれてしまう可能性があります。特に飼い主さんがうんちを拾っているタイミングなどは注意が逸れてしまうため危険です。

脱走

リードが手からすり抜けてしまった場合、犬がそのまま脱走してしまうことがあります。帰ってこられずに行方不明になってしまうことや、脱走した先で交通事故に巻き込まれる場合も考えられます。

咬傷事故

リードを長く持ちすぎていたりすり抜けてしまった場合、他の犬や人間に飛びかかったり咬みついたりして咬傷事故を起こす危険もあります。咬傷事故は咬まれた相手はもちろん、咬んでしまった犬も飼い主さんも不幸になる最悪の事故です。

愛犬の健康被害

リードを短く持ちすぎていると犬の気道が圧迫されてしまい、気管が狭くなって呼吸が苦しくなる「気管虚脱」といった疾患のリスクが高まります。

️まとめ

リードをつけて散歩をしている犬

今回は正しいリードの持ち方をご紹介しましたが、一番のおすすめは2本のリードで犬を制御するダブルリードです。

手に持っているリードが何かの拍子に離れてしまっても、もう1本のリードが愛犬を制御してくれるのでリスクが低減します。リードは犬と飼い主さんの絆の証でもあり、命綱でもあります。正しい持ち方でお散歩中のリスクから愛犬をしっかり守りましょう。

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