周りが大迷惑!『モラルがない犬の飼い主』の行動5選
モラルのない犬の飼い主が1人でもいると、近隣に住む人たちが大迷惑を被ることになります。行動が目に余ると、自治体から注意喚起が出されてしまい、他の犬を飼っているご家庭が住みづらくなる結果を生み出してしまう恐れもあるでしょう。
『モラルがない犬の飼い主』がやりがちな行動を下記にまとめたので、自分に当てはまっていないか確認してください。
1.散歩ルートを排泄物で汚したまま放置する
犬を飼う上でのマナーとして議論にあがりやすい行動が、散歩中の犬の排泄物処理に関する問題です。散歩ルートを排泄物で汚したまま立ち去ってしまうと、その道を利用している人たち全員に迷惑をかけることになります。
愛犬が排泄したものは、ウンチは袋などで取り除き、ペットシーツやトイレットペーパーなどで排泄物の跡を拭き取った後、水で洗い流すようにしましょう。
2.必要な予防接種を受けさせていない
犬を飼う上で、狂犬病ワクチンをはじめとした必要な予防接種を受けさせることは、飼い主の義務、または責務です。
中でも狂犬病ワクチンは、法律で犬を飼う人に義務付けられています。生後90日以上の犬は、年1回のワクチン接種が必須なので、必ず受けさせてください。
1匹でも狂犬病ワクチンを受けていない犬がいると、トラブルが起きた際に病原体が感染するなど恐ろしい事態へと発展する危険性も否めません。
3.威嚇吠えや飛びつき癖を改善しようとしない
犬の威嚇吠えや飛びつき癖など、他人に迷惑をかけたり怖がらせたりしてしまう行為は、トラブルにならないよう飼い主がしつけを行い改善させるべきです。
みんなが犬好き、犬に慣れているとは限りません。中には近寄られただけで不安や恐怖を抱く人もいるので、近くを通り過ぎる人を怖がらせないよう、問題行動は早い段階でしつけを完了させておきましょう。
4.公道でリードなし・ロングリードで散歩させる
散歩をしている際、伸縮リードやロングリードで散歩させている人を見かけることがあります。しかし、道路で長すぎるリードを使用していると、犬が咄嗟に他人や他の犬へ飛び掛かってしまったり、道路に飛び出して交通事故に遭うリスクが高まります。
リードなしで散歩させる行為は論外です。さまざまなトラブルや危険性を生み出してしまうので、必ず適切な長さのリードを正しく持ち、散歩させてください。
5.昼夜問わず無遠慮に吠えさせている
先ほど威嚇吠えについてお話ししましたが、吠え癖が直らない犬は昼夜問わず吠えたり鳴いたりします。外に出ていない時でも、夜間に他の家から犬の鳴き声が聞こえたら、近隣住民は睡眠を妨害され迷惑に感じるでしょう。
中には、その鳴き声に刺激されてしまい、普段はお利口な犬が吠え出してしまうケースも報告されています。他のご家庭の迷惑にならないためにも、無駄吠えはさせないようトレーニングを行いましょう。
あらためて確認を!犬の飼い主が守るべきマナー
犬の飼い主として、近隣住民や散歩ルートで出会う人など、周りの人に迷惑をかけないように基本的なマナーを守ることはとても重要です。
- 散歩中に排泄した場合は適切に処理を行う
- 近隣の家の外壁などに排泄しないようコントロールする
- 周りの人や犬を怖がらせないよう問題行動を改善させる
- 吠え癖は早い段階でしつけで改善しておく
- 散歩に使うリードは適切な長さと持ち方を意識する
- 義務付けられている予防接種は必ず受けさせる
- 首輪に鑑札と注射済票をつけておく
以上は基本的なマナーです。そのほかにも、周りの人や犬に対して迷惑となりうる行為は控え、お互いに気持ちよく過ごせるように配慮しましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬を飼う上で、飼い主がきちんとモラルを持ち、基本的なマナーを守ることは欠かせません。あらためて犬の飼い主としての責務をきちんと果たせているかどうか、定期的に自身の行動を見直してみましょう。