犬が飼い主を慰めてくれる理由4つ なぜ寄り添ってくれるの?愛犬の行動の心理とは

犬が飼い主を慰めてくれる理由4つ なぜ寄り添ってくれるの?愛犬の行動の心理とは

『犬が飼い主を慰めてくれる理由』についてまとめました。犬は飼い主のネガティブな感情を読み取り、自分がどのように行動するべきなのかを考えて判断しているようです。

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犬が飼い主を慰めてくれる理由

そばに寄る黒い犬

1.本能的に飼い主を守ろうとしている

犬が飼い主を慰めてくれるのは、本能的に飼い主を守ろうとしているからです。

犬が人間と生活を共にするようになったのは1万年も前のことですが、それ以前には犬同士で群れを作り、巣穴の中で暮らしていました。

群れの仲間の異変を察知したとき、群れ全体で共有し、全ての仲間の命が守られるよう、行動していました。

人間と暮らすようになった今では飼い主の異変を察知し、何が起きているのか、共有したいという気持ちから行動します。

体調を悪くしているとき、悲しんでいるとき、落ち込んでいるとき、ストレスを感じているときなど、飼い主を守るかのように、そばを離れずにいることがあります。

犬が「どうしたの?」と飼い主の顔を覗き込んでくるのは、表情やニオイなどから飼い主の様子や状態を確認したいからでしょう。

2.ネガティブな感情に対して敏感である

犬が飼い主を慰めてくれるのは、ネガティブな感情に対して敏感であるからです。

犬は飼い主に限らず、相手が誰であれ、悲しんでいる人間を慰めようとする習性を持っているとされています。

これは、3歳~4歳くらいの子供の反応と同じであるとされています。子供って、誰にでも「大丈夫?」って声をかけることがありますよね。

ママやパパが悲しんでいるときは、声をかけるだけでなく、頭を撫でたり、ハグをしたりすることもあります。

子供と同じように、犬も家族のネガティブな感情に敏感であり、慰めるような行動をすることで、群れの平穏を守りたいと考えているのでしょう。

3.不安を感じてそばにいたい

心配する犬、ソファー

犬が飼い主を慰めてくれるのは、不安を感じてそばにいたいからです。

悲しんで泣いている飼い主のそばを離れないのは、飼い主のネガティブな感情に共感し、不安になってしまったからです。

慰めてくれているように感じられるかもしれませんが、実は犬自身が不安になり、飼い主のそばにいることで安心したいと考えているのです。

「自分がそばにいることで飼い主が元気になってくれる」「そうすれば自分の不安な気持ちも解消される」ということまで考えて行動することができる犬もいるかもしれません。

4.笑顔になって喜んでもらいたい

犬が飼い主を慰めてくれるのは、笑顔になって喜んでもらいたいからです。

愛犬が顔をグッと近づけてきたり顔を舐めたりすると、くすぐったくて笑ってしまいますよね。

慰めてくれたのだと感じ「ありがとう」と声をかけたり、撫でたり、抱きしめるなどして褒めてあげるのではないでしょうか。

そんな飼い主を見て、犬は「笑顔になってもらえた」「喜んでもたえた」「褒めてもらえた」と感じ、自分自身も嬉しくなるのです。

犬は飼い主を楽しませたり喜ばせたりすること、飼い主に褒められることが大好きで、どのように行動したら良いのかということまで理解しています。

飼い主が元気のない様子でいると、笑顔になってもらうために行動するのです。飼い主が元気であると、犬自身も安心して落ち着いていられるのです。

まとめ

顔を覗き込む

犬が飼い主を慰めてくれる理由を4つ解説しました。

  • 本能的に飼い主を守ろうとしている
  • ネガティブな感情に対して敏感である
  • 不安を感じてそばにいたい
  • 笑顔になって喜んでもらいたい

犬が飼い主を慰めてくれるのは、「自分自身の安心のため」と言えるのではないでしょうか。飼い主が慰められているように感じられるのは、愛犬に癒しの力があるからでしょう。

飼い主のネガティブな感情は、犬を不安にし、ストレスを与えます。悲しんだり落ち込んだりすることもあるかと思いますが、愛犬が行動してくれたときは、笑顔で応えてあげましょう。

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