️どう思ってるの?話しかけられたときのわんこの心理
かまってくれて嬉しい!
目線を向けて話しかけると、キラキラ笑顔でしっぽを振ってくれるという子も多いですよね。わんこはとにかく「かまってちゃん」。自分に意識を向けてくれること、自分の存在を認めてもらうことがとにかく嬉しくてたまりません。
特に自分の名前を呼ばれたときや、「ごはん」「散歩」などの大好物の名前が出てきたとき、「良い子」「可愛いね」などのポジティブなワードが含まれていたときには、テンションも爆上がりします。
もっと話を理解したい!
わんこに話しかけたとき、わんこが首を傾げるような仕草をしたことはありませんか?まるで「え?何て言ってるの?」と聞き返しているかのようで、とても愛らしい行動ですよね。
実はこの首を傾げるという仕草は、片耳に神経を集中させることで音をよく聞き取ろうとしている行動と考えられています。つまり飼い主さんのお話しをもっとよく理解したいと思っているからこその仕草です。
叱っているときに首を傾げられると「とぼけてるつもり?」と誤解してしまいがちですが、決してそうではないので怒らないであげてください。むしろ純粋で健気な行動なんですよ。
飼い主さんが大好き!
長い文章で話しかけられても、わんこはその全てを人間と同じように理解することはできません。
ですが、その代わりにわんこは飼い主さんのお話しから「言葉」だけでなく、声のトーンや抑揚をよく読み取り、飼い主さんの感情を感じ取っています。そこに込められている飼い主さんの愛情を敏感に感じ、「やっぱり飼い主さんが大好きだな!」と再認識しているのかもしれません。
️わんこに話しかける効果
絆が深まる
わんこに話しかけるということは、スキンシップと同じくらい、あるいはそれ以上に大切な行為です。
話しかけられることでわんこが自分の存在を認められていると感じたり、飼い主さんへの愛情を深めたりするのはすでにご紹介した通りですが、自分のことを無視する人や話しかけてもくれない人のことを信頼することはできませんよね。
たくさん話しかけることによってわんこと飼い主さんの間に信頼関係が生まれ、絆が深まっていきます。
幸せホルモンが出る
わんこと人間が見つめ合うことで、お互いの体内にオキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが分泌されるという研究結果は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
オキシトシンはお母さんと赤ちゃんの間で授乳やスキンシップを通して分泌されるホルモンですが、異なる種族の間で分泌されるのは人間とわんこ以外にはないとされています。
わんこに話しかけるとき、多くはわんこの目を見つめていますよね。つまりわんこに話しかけることで、飼い主さんもわんこも幸せを感じることができます。
寿命が伸びる
近年の研究により、飼い主さんにたくさん話しかけられて育ったわんこはそうでないわんこに比べて寿命が長い傾向があるということがわかってきました。
飼い主さんがわんこにたくさん話しかけているということは、それだけしつけやお世話に関心が高いということなので当たり前といえばそうかもしれませんが、上述した幸せホルモンの影響などもないとは言い切れないでしょう。
️まとめ
「犬に話しかけるなんて、独りごとを言ってるみたいで気恥ずかしくて」なんて遠慮している人はいないでしょうか。
確かにわんこと言葉で会話を交わすことはできませんが、わんこは人間の話す単語を複数理解していることが科学的にも証明されています。
そしてわんこに話しかけることで、今回ご紹介したような良い影響があることも見過ごすことはできません。さあ、愛犬にたくさん話しかけましょう!