犬が孤独を感じているときに見せるサインとは
犬は孤独を感じているとき、ある行動や異変でサインを出しています。寂しい気持ちをそのまま放置していると、強いストレスとなり、体調不良や飼い主との信頼関係にヒビが入る恐れも……。ここでは犬が孤独を感じているサインを把握しましょう。
1.じっと飼い主の行動を目で追う
犬は基本的に飼い主の行動を目で追っていることが多いですが、孤独を感じているときは、いつも以上に飼い主のことを目で追いかけ、ときには落ち着きのない様子で後を追うこともあります。
また、寂しい心理状態で飼い主を目で追いかけているときは、上目遣いになりがちです。「まだかまってもらえないかな」「寂しいな」という気持ちが視線にも表れているのでしょう。
2.元気がなく表情が乏しくなる
犬が孤独を感じていると、普段とは違い元気がなく、同じ場所から動こうとしない、活動量が明らかに少ないといった変化が生じます。
また、表情も乏しくなり、飼い主が声をかけても「もういいよ」と不貞腐れたような態度で反応が薄くなることも多いです。このような反応を見せたときは、孤独から気力が失われているため、なるべく近くで寄り添ってあげましょう。
3.常同行動を繰り返す
犬は孤独を感じているとき、犬特有のストレスサインを見せることがあります。その1つが『常同行動』です。常同行動とは、同じ行動を繰り返すことで、自分の気持ちを落ち着かせたり、気を紛らわそうとする行動を指します。
犬の場合は、前足を舐め続けたり、床を掘るような仕草を続けたり、執拗に自分のしっぽを追いかけたりといった行動が目立ちます。こうした行動が現れ始めたら、「楽しそう」「夢中になっている」と放置せず、愛犬との時間を少しでも多く設けることを心がけましょう。
4.イタズラや問題行動が増える
犬は孤独を強く感じ始めると、今まで問題のなかった犬でもイタズラや問題行動を頻発するようになります。ものを壊したり、ゴミ箱を漁ってみたり、あえて「ダメ」と言われる行動をとってみたり……。
飼い主視点では「どうしてこんなことばかりするようになったの?」と不満に思うかもしれませんが、それは寂しさの表れかもしれません。直近の愛犬との関わり方を見直してみましょう。
5.自ら飼い主から離れた場所に身を隠す
犬によっては、強い孤独感から「もういいよ」「もう飼い主さんは自分のことを愛していないのかもしれない」と不安感に襲われ、自ら飼い主の傍から離れた場所へと移動することが増えます。
最近、愛犬が自分から離れた場所で過ごすようになった、元気のない様子で休んでいることが多いと異変を察知したら、早めに孤独を解消する方法をとりましょう。
愛犬を寂しい気持ちにさせないための対策を紹介
愛犬を寂しい気持ちにさせないためには、日頃からスキンシップや遊び、良質な散歩などを通して愛情を注ぐことはもちろん、以下のような対策を取り入れることで、寂しさを感じさせない対策を講じることも大切です。
- 手が空かないときは他の家族と協力して愛犬との時間を作る
- スキンシップタイムとひとり時間のメリハリをつける
- 留守番前に遊びや散歩で体力を消耗させておく
- 退屈しないように知育玩具や飼い主の匂いが付いたものを用意する
赤ちゃんが生まれた、新しい子犬がやってきたなどの環境の変化に、犬は敏感です。そちらのお世話でなかなか手が空かないというときは、家族と協力して、皆が平等に愛犬に愛情を注げるような時間を作りましょう。
また、普段から在宅中は常にかまっている状態が続くと、留守番中に強い孤独感を覚えるようになります。したがって、ときにはお互いにひとり時間を楽しむような時間を作り、メリハリを覚えさせることも重要です。
他にも、留守番前には遊びや散歩で体力を消耗し、満足感を得ることで、留守番中は昼寝して過ごすようにコントロールする対策方法も効果的です。ぜひご自身で取り入れられる対策を試してみましょう。
まとめ
犬は孤独を感じているとき、今回紹介したようなサインを出しています。そのまま放置していると、強いストレスから体調不良や問題行動、さらに飼い主との関係にも悪影響を及ぼすので、早めに孤独を解消するために接し方を見直したり対策を取り入れたりしましょう。