️絶対NG!わんこが怖がるNG行為
暴力を振るう
言わずもがなですが、殴る・蹴る等の暴力は絶対にNGです。「しつけのつもり」であったとしてもわんこには通じませんし、何よりも暴力で威嚇して無理やり言うことを聞かせるのは本来の意味でのしつけではありません。
体に怪我がなかったとしても、暴力はわんこの心に大きな傷を与えます。暴力がトラウマとなり、飼い主さんを怖がるだけでなく人間恐怖症になってしまうわんこもいるのです。
過剰に叱りつける
殴る・蹴るといった物理的な暴力ではなかったとしても、大きな声で罵声を浴びせる、怒号を上げるといった「言葉の暴力」もわんこを怖がらせる一因です。
わんこは、飼い主さんの感情を過敏すぎるほどに読み取っています。そのため、過剰なまでの怒りの矛先が自分に向いているとわかると心から恐怖を感じてしまいます。
「イケナイ」ということをわかりやすく伝えることはしつけの上ではとても大切なポイントですが、それは怒鳴り散らすことや怖がらせることではないということを肝に銘じておきましょう。
予測できない動きをする
わんこは突然大声を出す、突然立ち上がるなど、思いもよらない行動をされることが苦手です。小さな子どもが苦手なわんこは意外と多いですが、それは子どもが予期せぬ行動をとりがちであることも影響しています。
わんこは群れで暮らしていたことから、徹底した平和主義者で変化を嫌います。突然予測できない行動をされると平穏が乱されたと感じるのでしょう。「この人は何をするかわからないから注意が必要だ」と警戒されるようになってしまいます。
嫌がることを強要する
わんこと暮らしていると思い通りにならないことは多々あります。時間がなくて焦っていたり、どうしてもしなければいけないお手入れだったりすると、嫌がるわんこを無理やり押さえつけるような行動に出てしまうこともあるかもしれません。
ですが、わんこが嫌がることを無理やりやらせることは、わんことの信頼関係にヒビを入れかねません。嫌がる場合はきっぱりと諦めて代替策をとる、お手入れは時間をかけて徐々に慣らしていくなど、根気強く付き合っていく必要があります。
️愛犬との信頼関係を崩さないために
人間同士であっても信頼関係を築くのは難しいことです。ましてや言葉が通じない相手、しかも違う種族の動物であるわんこを相手に信頼を得るのは実は奇跡に近いことかもしれません。
しかし、コツコツと築き上げた信頼関係も、崩れるときは一瞬です。一瞬の気持ちの昂りが原因で大切な信頼関係を失うことになったら悲しいですよね。愛犬との信頼関係を崩さないために必要なのは自分の心を上手にコントロールすること、そして愛犬を振り回さないことです。
️まとめ
愛犬に怖がられてしまうことほど悲しいことはありません。特にもともとビビりの性格の子の場合には、些細な行動で怖がらせてしまうことがあるので注意が必要です。愛犬が何に怖がるかを把握しながら、上手に付き合っていきましょう。