犬を店の外で待たせる危険性と避けるべき理由
1.置き去りにされたと勘違いされる
犬を店の外で待たせていると、置き去りにされたのではないかと思った人が無断で保護してしまうことがあります。
店の外で待たされている時間が、あまりにも長時間だったのでしょう。お店を訪れた人やお店のスタッフの人が、警察に通報するケースもあります。
保護されているとは言え、店の外で待たせていたはずの愛犬がいなくなっていたら、飼い主は不安でたまらなくなりますよね。
無断で保護して自宅に連れ帰り、警察に保護の連絡をしない人もいるかもしれません。
2.誘拐されてしまう
犬を店の外で待たせていると、誘拐されてしまう恐れがあります。
店の出入り口にリードを繋いで待たせている場合も、自分の車の中で待たせている場合も、どちらも誘拐されてしまう恐れがあります。
自分の車の中なら大丈夫！と、ほんの数分だからと待たせてしまうことがあるかと思いますが、繁殖や販売を目的とした悪い人が犬を連れ去るケースは少なくありません。
店の外で犬をひとり待たせることがないよう、愛犬を自宅に連れ帰った後で買い物に出かけるようにしましょう。車で待たせるのは、同乗者がいるときにしましょう。
3.他人に咬みついて怪我を負わせてしまう
犬を店の外で待たせていると、他人に咬みついて怪我を負わせてしまうことがあります。
「かわいい♡」と、犬に近づいたり触ったりする人が必ずいます。しかし、犬は飼い主と離れたことで不安と緊張の気持ちでいます。
そんなとき、見知らぬ人が近づいてきたり触ろうとしたりすれば、驚いて思わず咬みついてしまうことがあります。
他人の犬を勝手に触った人が悪いという意見もありますが、咬みついてしまえば犬が悪者になってしまいます。全責任は飼い主が負わなければなりません。
愛犬を不幸にしてしまうことですので、どんなにフレンドリーで人が大好きな犬であっても、絶対に愛犬を店の外に待たせてはいけません。
4.脱走して迷子になってしまう
犬を店の外で待たせていると、脱走して迷子になってしまうことがあります。
店の出入り口は見知らぬたくさんの人が行き来します。声をかける人もいるでしょう。興奮し、パニックになった犬が暴れ出し、首輪やハーネスが抜けたり、リードが外れたりすることがあります。
迷子になり、そのまま行方不明で、何年も愛犬と再会することができていないという飼い主の話を聞いたことがあります。
脱走し、車道に飛び出し、交通事故で亡くなってしまった犬の話も聞いたことがあります。そんな悲しい出来事を起こさないためには、犬を店の外で待たせないことです。
5.食べ物を与える人がいる
犬を店の外で待たせていると、犬に勝手に食べ物を与える人がいます。
スーパーやコンビニであれば、人間の食べ物を与えられてしまうかもしれません。それは、犬にとって中毒症状を引き起こすような食べ物かもしれません。
丸飲みして喉に詰まらせてしまった、なんてことが起きると、犬の命にも関わることです。
可愛さから、犬に食べ物をあげたいと思う人が少なからずいます。愛犬の健康に悪影響を及ぼしかねません。買い物に行くときは、愛犬にはお家でお留守番してもらいましょう。
まとめ
犬を店の外で待たせる危険性と避けるべき理由を5つ解説しました。
- 置き去りにされたと勘違いされる
- 誘拐されてしまう
- 他人に咬みついて怪我を負わせてしまう
- 脱走して迷子になってしまう
- 食べ物を与える人がいる
愛犬と同伴することのできないお店に立ち寄る必要があるときは、愛犬には自宅でお留守番してもらうようにしましょう。
もしくは、家族に付き添ってもらい、家族と愛犬が一緒に店の外で待つことができるようにしましょう。
