犬が眠いのを我慢している時のサイン6つ
睡魔と戦っている犬の姿は、SNSでもよく見かけますよね。思わずキュンとしてしまうような、愛おしくなる仕草も多いです。
しかし、もしかすると眠いのに眠れない状況なのかもしれません。早めに気づいてあげるためにも、今回紹介する犬が眠いのを我慢している時のサイン6つを、チェックしてみてください。
1.目を細めている
犬が目を細めて「とろん」とした表情に見える時は、眠いことが多いです。
目を閉じたと思ったら、「はっ!」とした様子で目を開ける犬もいますよね。寝るのを堪えているのは、大好きな飼い主さんとの時間を一緒に過ごしたいと感じているからかもしれません。
2.口をもごもごする
犬が口をもごもごするのは、寝る前によく見られる仕草のひとつです。くちゃくちゃと音を立てる犬も多く、母乳を飲んでいた子犬期の名残とも言われています。
愛犬がお気に入りの寝床で口をもごもごさせていたら、お休み前のリラックス状態に入っているのでしょう。声をかけずに、そっと見守ってあげてくださいね。
3.あくびを繰り返す
犬が「ふあ〜」と何度もあくびを繰り返す場合も、眠いのを我慢している可能性が高いです。ストレスを感じていることも多く、うまく入眠できない状況なのかもしれません。
もし愛犬があくびを繰り返している時は、騒音やにおいなど、睡眠の妨げになる原因がないか見渡してみるとよいでしょう。緊張している様子であれば、体を撫でて落ち着かせてあげてください。
4.穴を掘る
犬の入眠ルーティンのひとつに「穴を掘る」というものがあります。でも、穴を必死に掘り続けて寝ない時は、眠気を避けるための行動である可能性も考えられるでしょう。
眠いのにうまく眠れず、そのストレスを発散している可能性もあります。楽しくなってテンション上がっただけかもしれませんが、愛犬の行動に違和感を感じる時は周囲の状況をチェックしてみてください。
テレビや音楽のボリュームを下げるなどをして静かに眠れる環境を作り、愛犬がリラックスできるように促してあげましょう。
5.顔をこする
顔をごしごしこすったり、体を舐め続ける時も睡魔と戦っている可能性があります。ストレスを感じているケースもよくあるので、うまく眠れない状況に陥っているのかもしれません。
過剰に顔をこすったり、体を舐め続ける時は、愛犬のコンディションを確認してみましょう。体にかゆみや痛みを感じている可能性もあります。ケガや病気がないかすみずみまでチェックしてみてください。
原因がわからない場合は、早めに獣医師に相談をするのがおすすめです。
6.上半身が揺れている
お座りをしたまま上半身がぐらぐら揺れている犬も、おそらく眠気を我慢しているのでしょう。人間が船を漕ぐ状態と同じく、座ったまま寝てしまっているのかもしれません。
もしかすると、散歩やご飯を期待したまま、うっかり寝てしまった可能性も考えられます。小さな子どものような仕草に、思わずキュンとときめいてしまいますね。
冬であれば、ストーブの前で気持ちよくなって座ったまま寝てしまう犬もいます。まるで人間のような仕草に微笑ましい気持ちになりますが、ストーブの目の前で寝るとやけどや熱中症などの危険が出てくるため注意が必要です。
まとめ
犬が眠いのを我慢している仕草は、見ているだけで癒されるものです。ただ、眠たいのに眠れない状況であれば、改善する必要があるでしょう。
リラックスした状態を見せてくれる愛犬に、癒されている飼い主さんも多いのではないでしょうか。ゆっくりできる環境で、これからものんびりと暮らしてほしいですね。