犬が『イタズラ』をしてしまう原因4つ 飼い主ができる予防策、注意すべきポイントまで

犬が『イタズラ』をしてしまう原因4つ 飼い主ができる予防策、注意すべきポイントまで

犬は可愛いけれど『イタズラ』に困っている…。そのような家庭も多いかもしれません。しかし、犬がイタズラをしてしまうには原因があります。今回は原因に基づいた予防策と注意すべきポイントをまとめました。

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️何で!?犬がイタズラをする理由

クッションを壊した犬

イタズラできるものがあるから

犬がイタズラをしてしまう最大の理由は、イタズラができるものがあるからです。

モノを咬むのは犬の本能。そこに咬めるものがあれば咬んでみたくなるし、咬んで楽しければそのまま壊してしまいます。人間にとっては「イタズラ」でも、犬にとっては遊びの延長のようなもののため、全てを禁止することはできません。

暇だから

犬がイタズラをするのは、他にやることがなくて暇だからと考えられます。

遊びやお散歩など、他の楽しみがあればそちらに熱中しますし、たくさん体力を消耗して疲れていればイタズラをする元気もなく寝ています。犬がイタズラをするのは、いわゆる暇つぶしの要素も大いにありえます。

ストレスが溜まっているから

犬がイタズラをする場合、精神的にストレスが溜まっており、イタズラをすることでそれを発散しようとしている可能性があります。

ものを咬む、壊すといった行為は野生の本能を刺激さてある種の快感や達成感があり、同時にそれなりに体力を使います。

心の中のモヤモヤやどうしようもない不安感をごまかすため、また、運動不足でありあまった体力を消費するためにものを咬んだり壊したりといった行動に出るのでしょう。

飼い主さんが喜ぶと勘違いしているから

愛犬のイタズラを発見したとき、あなたはどんな反応をしていますか?

部屋の中があまりに悲惨な状態になっていると思わず叫び声を上げたくなる気持ちはわかりますが、おおげさな反応はNGです。

飼い主さんが大声を上げたりオーバーリアクションをしたりすると、犬は飼い主さんが喜んでいると勘違いしてしまいます。そして「飼い主さんを喜ばせるためにもっとやろう」と同じことを繰り返してしまうのです。

️今日からできる!イタズラ予防策

柵の隙間から覗く犬

イタズラされたくないものを出しておかない

犬のイタズラの最大の対策は、イタズラできる環境を作らないことです。イタズラされたくないものを、犬の手の届く場所に置いておかないようにしましょう。

出しっぱなしにせず、使ったらしまうという片付けの基本が大切です。犬と暮らしはじめてから部屋の中がスッキリしたという人もいるのではないでしょうか。

イタズラされたくない場所に立ち入らせない

しまっておけないものもあります。そのような場合は、イタズラされたくない場所に立ち入らせないようにしましょう。

ペットガードの柵を設けて入ったり近づいたりできないようにしたり、犬をケージにしまうなど物理的な対策が挙げられます。

イタズラしてもいいものを与える

イタズラされたくないものを守るために、イタズラしてもいいものを代わりに与えるというのも1つの方法です。

おもちゃや古くなっていらない靴下など、存分に咬んで壊せるものを与えておけば、犬も咬みたい気持ちを我慢せずにいられます。ただし誤飲や誤食には注意しましょう。

遊びや散歩で体力を消耗させる

犬にストレスを溜めないことも重要です。犬のストレスにはさまざまか原因がありますが、最も多いのは運動量が足りていないことによるストレスです。

遊びや散歩でしっかり体力を消耗させ「あー、もう疲れて何もしたくない!」という状態にしておけば、イタズラをする余裕もなく寝ていてくれるでしょう。

️まとめ

スリッパをくわえた犬

犬がイタズラをしていたら頭ごなしに叱りつけるのではなく、なぜイタズラをしてしまったかの原因を考え、それに合った対策をとることが大切です。

今回紹介した方法を参考に、人間にとっても犬にとっても生活しやすい環境を整えてみてください。

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