️犬種で違う？あの人気犬の平均寿命
犬と一口に言っても、大きさも特徴もさまざま。１つの生き物の中でこれほど品種によって差がある生き物は犬を置いて他にいないでしょう。それだけに平均寿命も犬種によって大きく異なります。
トイプードル
ここ数十年の人気犬種の定番といえば、トイプードルやチワワといった小型犬。小型犬は日本人の生活環境にも適しており、比較的お世話の負担も少ないことから、人気犬種ランキングの上位はほとんどが小型犬・超小型犬が占めています。
生物は一般的に体が大きいほど寿命が長いとされているのですが、実はわんこにはこの法則は当てはまらず、小さい犬種の方が寿命が長い傾向にあります。
『家庭どうぶつ白書2024（アニコム）』によると、トイプードルの平均寿命は15.3歳で全犬種中トップとされています。
柴犬
日本の人気犬種ランキングで欠かせないのが柴犬。今や世界中で人気を博すインフルエンサー犬も多く輩出しており、日本人にとっては遺伝子レベルで馴染みがあると言っても過言ではない犬種です。
柴犬は日本固有の犬種だけあり、そもそも日本の環境に適合しているため丈夫で長生きしやすく、同書によると最新の平均寿命は14.7歳とされています。
MIX犬
実は近年、人気犬種ランキングに大きな変動が生じています。不動の１位を守っていたトイプードルに取って代わって最上位に躍り出たのがMIX犬です。
とはいえ、かつて「雑種」と呼ばれた犬種とはやや趣は異なり、あえて異なる犬種同士を掛け合わせて生み出された子が多いのが特徴と言えます。
MIX犬は個体ごとの唯一無二の特徴が魅力とされています。かつての「雑種」は体が丈夫で長生きというイメージがありました。
実際、『家庭どうぶつ白書2024』では、MIX犬の平均寿命は柴犬と同じ14.7歳と上位にランクインしています。
️愛犬の寿命を伸ばすために
ご紹介したのはあくまで平均寿命。その犬種であればといった保証はなく、生活習慣によって寿命は大きく左右されます。では愛犬の寿命を伸ばすにはどんなことに気をつければいいでしょうか。
栄養バランスのとれた食生活
健康はやはり食生活から始まります。栄養バランスのとれた食事を適量与え、健康と適正体重を守りましょう。といっても気負いすぎることはありません。市販の総合栄養食で栄養バランスは基本的に満たされています。
必要運動量を満たす
わんこにとって心身の健康維持に欠かせないのが運動です。運動不足はストレスと肥満の元。そして、ストレスも肥満も万病の元です。遊びやお散歩で日々の運動量をしっかり満たしてあげましょう。
不慮の事故を防ぐ
若くして亡くなるわんこの原因で少なくないのが不慮の事故です。交通事故はもちろんのこと、誤飲などの事故も時に愛犬の命を奪います。
せっかく健康に気をつけた生活を送っていても、事故に遭ってしまっては意味がありません。不慮の事故から愛犬を守るために油断せず対策をしておくとが必要です。
️まとめ
数字に一喜一憂したくはないものの、やはり平均寿命は気になってしまいますよね。
ただ繰り返しとなりますが、平均寿命はあくまで平均です。愛犬と一分一秒でも長く一緒にいられるよう、今日の暮らしからできることを始めてみませんか。
