️わんこが苦手な場所
大きな音がする場所
わんこは基本的に大きな音や破裂音が苦手です。そのため音響が大きいイベント会場や、花火の破裂音がする花火大会などは嫌がる子が多いもの。
自宅や慣れた場所であっても雷の音が聞こえたり、掃除機や機械の作業音が大きかったりすると不快に感じて落ち着かないことがあるでしょう。
人混み
特に小型犬の場合には、人間の足が近くをたくさん行き交うような人混みは苦手に感じます。歩きにくいのはもちろんのこと、足を踏まれてしまったり蹴られそうになってしまったりと恐怖を感じる場面も多いです。
人混みでは抱っこしたりカートに乗せるなどの配慮が必要です。
初めての場所
初めて行く場所や、初めて会う人間やわんこがいるような場所を苦手と感じる子もいます。普通の子でも初めての場所はある程度警戒したり調べようとしたりしますが、社会化が十分でない子やもともと警戒心が強い性格中の場合には尚更です。
足場が不安定な場所
お散歩をしていると排水溝のグレーチングを執拗に避けて歩くという子も多いのではないでしょうか。足が小さなわんこにとって足がはまってしまいそうというのはもちろんですが、足元が安定しない場所をわんこは嫌います。動物病院の診察台などの高い場所を嫌うのも
飼い主さんがいない場所
わんこは野生の頃から群れで暮らしてきたため、仲間意識の強い動物でひとりぼっちが苦手です。そのためペットホテルや動物病院への入院など、飼い主さんと離れ離れになってしまう場所を嫌います。
やむをえないときには飼い主さんの匂いがするものなどを与えると、不安も少し和らぎます。
️要注意!わんこが嫌がっているサイン
その場を去りたがる
リードを引っ張っても嫌がって来ない、逆にその場から離れようと拒否してくるといった態度はあからさまにその場を嫌っている証でしょう。無理強いは禁物です。
所在なく歩き回る
「ピーピー」「キュンキュン」等の頼りない声を出しながら、うろうろと所在なく歩き回っているのも、その場が居心地悪く落ち着かないときの行動です。ここではないどこかに行きたいけれど、どうすればわからなくて困惑しているのです。
ストレスサインが出ている
前足を執拗に舐める、首の辺りを掻いてばかりいる、あくびをするなどの行動は「カーミングシグナル」と呼ばれ、わんこがストレスを感じているときに見られます。その場にいることにストレスを覚えているのかもしれません。
飼い主さんから離れない
飼い主さんからピッタリ離れず、隠れるような仕草をしている場合も、その場になじめていない、あるいはその場を怖がっていると考えられます。
せっかく行ったドッグランなどでこの態度をとられるとガッカリしてしまいますが、無理に遊ばせようとすると事故の元になるので避けるべきでしょう。
️まとめ
わんこが苦手と感じる場所に無理に連れて行くことはストレスになりますし、「何とかここを去りたい」とパニックになったわんこが脱走して行方不明になってしまうといったリスクも考えられます。
動物病院など、どうしても行かなければいけない場所でないなら、無理強いすることはやめましょう。