犬に絶対してはいけない『マテ』のやり方4つ 実は愛犬を苦しめているかも?正しい使い方まで解説

犬に絶対してはいけない『マテ』のやり方4つ 実は愛犬を苦しめているかも?正しい使い方まで解説

『犬に絶対してはいけないマテのやり方』についてまとめました。間違ったマテは愛犬を苦しめてしまうことがあります。愛犬を守るための正しいマテの使い方を解説します。

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犬に絶対してはいけないマテのやり方

座る犬、マテのジェスチャーを出す人

マテは犬にとって必要不可欠なしつけです。

  • お散歩中や外出中の愛犬の安全を守るため
  • 自宅からの飛び出しや迷子を防止するため
  • 他犬や他人への攻撃を防止するため
  • 愛犬の誤飲誤食を防止するため

マテは愛犬の健康と命を守ります。飼い主からのマテの指示だけではなく、他人からのマテの指示にも従うことができると、迷子時や災害時にも必ず役立ちます。

1.トレーニングで長時間のマテをさせること

トレーニングで長時間のマテをさせることは、犬に絶対してはいけないマテのやり方です。

マテをさせられることにストレスを感じます。マテをすることは嫌なことなんだと感じさせてしまうと、マテをしなくなってしまいます。

マテに対して悪い印象を持たせてしまうと、そこから再度トレーニングをし直すことが難しくなります。良い印象に変える必要があるなど、遠回りしなければなりません。

犬には、それぞれ集中力の違いや学習能力の違いがあります。マテのトレーニングを始めたばかりのときは、1秒でも2秒でも待つことができたらOKです。

5秒、10秒と少しずつ時間を延ばしていきましょう。トレーニングは、犬の集中力を保つことができるよう、静かな場所を選び、飼い主と1対1で行いましょう。

2.ごはんを食べる前にマテをさせること

ごはんを食べる前にマテをさせることは、犬に絶対してはいけないマテのやり方です。

ごはんを目の前にマテをさせている愛犬の様子はどうでしょうか。飼い主とアイコンタクトできていますか?静かに落ち着いて待つことができていますか?

もしも興奮して鳴いたり暴れたりするのであれば、絶対してはいけないマテのやり方であると言えます。

早食いの原因にもなりますし、喉に詰まらせてしまう恐れもあります。消化不良を起こしやすく、胃や腸にとってもよくありません。

マテをさせることが食事に悪影響を及ぼすのであれば、マテをさせない方が愛犬の健康と安全のためにもよいでしょう。

3.犬を支配するためのマテをさせること

マテをする柴犬

犬を支配するためのマテは、絶対してはいけないマテのやり方です。

冒頭でもお話ししたように、マテは犬の安全・健康・命を守るためのしつけです。飼い主の言うことを聞かせるためのしつけではありません。

犬が「マテをしなければ飼い主に怒られるから」という感情になってはいけないということです。

強い口調で怒鳴るように「マテ!!」と言わなければ待つことができないのであれば、正しいマテができているとは言えないでしょう。

4.家族間でコマンドが違うこと

家族間でコマンドが違うことは、絶対してはいけないマテのやり方です。

マテというコマンドで覚えた犬に他の言葉を使っても、何を言われているのか理解することができないことがあるためです。

しかし例外もあります。ほとんどの飼い主が「マテ」というコマンドを使っているかと思いますが、我が家では「ストップ」と「マテ」の2つのコマンドを使っています。

ストップにもマテにも必ず「手のひらを向ける」というジェスチャーを加えているため、我が家の愛犬たちは問題なく理解しているようです。

どんなコマンドを使っても構いませんが、家族間で統一するようにしましょう。

万が一のことを考えると、大多数の人が使うであろう「マテ」で教えた方がよいかもしれませんね。

まとめ

3匹で座って待てをしている

犬に絶対してはいけないマテのやり方を4つ解説しました。

  • トレーニングで長時間のマテをさせること
  • ごはんを食べる前にマテをさせること
  • 犬を支配するためのマテをさせること
  • 家族間でコマンドが違うこと

お散歩中、交差点や車道を渡るとき、横断歩道で信号待ちをするときなど、「マテ」のコマンドを使ってみましょう。

お散歩中の愛犬と飼い主のコミュニケーションにもなりますし、信頼関係や安心感も高められるのではないでしょうか。

飼い主とアイコンタクトすることができると、より良いと思います。

日頃から使うことで、咄嗟のときにも冷静に指示を出すことができ、犬も確実に待つことができるでしょう。

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