️わんこが家族にしか見せない仕草
無防備な寝相
わんこの寝姿は見ているだけで癒されますが、寝相によって周りの人への信頼度合いの違いがわかることを知っていますか?
寝ているときというのは究極に危険な状況ですから、寝相が無防備であればあるほど周りの人を信頼している証です。
特に仰向けでお腹を天井に向けるいわゆる「ヘソ天」の姿勢や、横向きで脚を投げ出している寝相は危険を察知してもすぐに逃げの姿勢に移行できないため、信頼していない相手の前では決してとらない姿勢です。
おしりや背中をくっつける
人間の感覚では相手におしりを向けることは無礼な行為であったり、背中を見せることは裏切りや離反を意味するなど、いずれもネガティブなイメージの行為です。
しかし、わんこにとっては相手におしりをくっつけることや、背中を見せることは相手を信頼している証。おしりや背中は自分にとっては死角になりますから、安心できない相手には晒すことはできません。
あくびがうつる
人から人へあくびがうつるのはよく知られた現象ですが、人からわんこへもあくびがうつることがあるのを知っていますか?
あくびがうつるのは、相手の「眠い」という気持ちに共感しているから。つまりわんこにあくびがうつるのは、わんこがその人の気持ちに共感しているからであり、それだけ気持ちを寄せてくれているということなのです。
️わんこに家族として認められるために
同じ家で一緒に暮らしていれば「家族」なわけではありません。わんこに「家族」として認められ、信頼されるためにはどうすればいいのでしょうか。
スキンシップや声かけを積極的に行う
わんことの絆を深めるためにはスキンシップを欠かすことはできません。頭や体を優しく撫でて喜ばせてあげましょう。
またスキンシップと同じくらい大切なのが声かけです。「かわいいね」「良い子だね」などのポジティブな声かけをたくさんしてあげると、わんこは自分の存在が認められていると感じ、心の距離を縮めてくれます。
一貫した態度で接する
わんこからの信頼を得るために大切なのは、常にブレない態度でわんこに接することです。
わんこが同じことをしても気分次第で笑って許したり叱ったりと対応を変えていると、わんこは何が正解かわからなくなって混乱してしまいます。結果「この人の言うことを聞いていても意味がない」と見放されてしまうのです。
️まとめ
わんこが見せる仕草には、その信頼の深さや家族としての絆が表れています。無防備な寝相やおしりをくっつける行動、あくびがうつる現象など、一見さりげない行動の中にも、わんこの気持ちが隠されています。
わんこにとって「家族」と認めてもらうためには、日々のスキンシップや声かけを通じて絆を深め、一貫した態度で接することが大切です。わんこからの信頼を得ることで、さらに愛情深い関係を築くことができるでしょう。