犬が遊びに飽きたときにみせるサイン
1.寝床に帰る
犬が遊びに飽きたとき、寝床に帰ることがあります。
そのまま寝てしまう犬もいますし、毛づくろいをし始める犬もいます。
このような場合は、ただ単純に遊びに飽きたというよりも「遊ぶことに満足した」ということだと考えられます。
体と心の健康のためにも、遊ぶことは大切です。
遊ぶことで軽い運動をすることができたり、ストレスが発散されたりします。
2.遊びの誘いを断る
犬が遊びに飽きたときのサインとして、遊びの誘いを断ることがあげられます。
飼い主が引っ張りっこをしようとおもちゃを差し出しても、おもちゃを受け取ろうとしなかったり、口にくわえるけど力が入っていなかったりします。
犬も同じ遊びばかりしていると飽きてしまうので、遊び方を工夫してあげることが大事です。
3.おもちゃを放置する
犬は遊びに飽きると、おもちゃをそのまま放置することがあります。
さっきまで大事そうに口にくわえていたり、飼い主に取られまいと威嚇しながら守っていたりしたおもちゃも、遊びに飽きると放置されていることがあります。
しかし、犬がおもちゃを放置したままにしておくと、ケガや事故につながるかもしれません。
特に、家具の下や人がよく通る場所におもちゃが転がっていると、踏んで転倒する危険性もあります。
そのため、犬が遊び終わったおもちゃは、こまめに片づけることを習慣にしましょう。
片づけの際には、おもちゃが破損していないか、壊れた部分が誤飲の危険性を引き起こさないかも確認することが大切です。
また、遊びを終えた後におもちゃを収納することで、犬が次に遊ぶときに新鮮さを感じやすくなり、遊びへの興味が維持される効果も期待できます。
4.あくびばかりする
犬が遊びに飽きたとき、あくびばかりすることがあります。
飼い主と一緒に遊んでいるときや、遊んでいる最中なのに犬があくびばかりするのは「もう飽きたよ」というサインです。
特に、遊びが単調になったり、長時間続いていたりすると、犬はあくびを通じて「そろそろ別のことをしたい」という意思を表すことがあります。
そのような場合は、遊びの内容を変えたり、一旦休憩を挟んでリフレッシュするのがおすすめです。
また、犬が楽しめる新しいおもちゃを取り入れたり、頭を使う知育トイやトレーニングを組み合わせることで、退屈を防ぎ、楽しい時間を長く保つことができます。
5.その場に寝転がって起きなくなる
犬が遊びに飽きたとき、その場に寝転がって起きなくなることがあります。
これは、「もう十分遊んだから休みたい」というサインの場合が多いです。特に、遊びが長時間にわたったり、運動量が多かったりしたときに見られる行動です。
また、遊びに飽きただけでなく、疲れや暑さを感じている場合もあります。
このようなときは、無理に遊びを続けようとせず、犬がリラックスできるようにそのまま休ませてあげましょう。
適切な水分補給や涼しい場所を用意してあげると、犬も快適に過ごすことができます。犬の体調や気分に合わせて遊びの時間を調整することが、健康を保つうえでも大切です。
まとめ
犬が遊びに飽きたときにみせるサインを5つ解説しました。
- 寝床に帰る
- 遊びの誘いを断る
- おもちゃを放置する
- あくびばかりする
- その場に寝転がって起きなくなる
犬がひとつのことに集中していられる時間は、わずか5分とされています。そのため、どんなに遊び好きな犬も、5分同じ遊びを続けていると、飽きてしまうことがあります。
愛犬と一緒に遊びたいときや長く楽しんで遊んでほしいときは、様々な遊び方をしたり、遊び方の工夫をしましょう。
遊びは愛犬と飼い主のスキンシップやコミュニケーションにもなります。体と心の健康維持にも役立てられるよう、楽しんで遊んでくださいね。