犬の散歩中に撫でていいですか?と聞かれた時にすべきではないNG行為
お散歩をしていると、「わんちゃん撫でてもいいですか?」と聞かれることがよくあります。
「こんな犬が飼いたい」という子供もいれば、「うちにも似た子がいたの」という大人もいます。
愛犬がフレンドリーな子なのであれば、すぐに「どうぞ♡」と言ってしまいそうですよね。
愛犬のお散歩中、もしも見知らぬ人に「撫でていいですか?」と聞かれたら、あなたはどんな対応をするでしょうか。
すべきではないNG行為を解説しますので、愛犬や相手の方の安全を守って交流するようにしましょう。
1.リードを緩めること
犬の散歩中、撫でていいですか?と聞かれた時、リードを緩めることは、すべきではないNG行為です。
愛犬を撫でてもらうのであれば、リードをうんと短く持ちましょう。伸縮リードである場合には、リードが緩んでしまうことがないよう、ロックをかけましょう。
もしも愛犬が相手に飛びかかろうとしたとき、リードを短く持っておけば、お互いの安全を守ることができます。
人を攻撃するような犬でないことは分かっていると思いますが、撫でようとした手に驚いたり怖がったりし、思わず相手に飛びかかってしまうことがありますので注意しましょう。
2.愛犬から目を離すこと
犬の散歩中、撫でていいですか?と聞かれた時、愛犬から目を離すことは、すべきではないNG行為です。
愛犬から目を離すのは、愛犬を心から信頼しているからだと思いますし、“どうぞご自由に触れ合ってください”という気持ちなのかもしれません。
相手が幼い子供であった場合、犬に対して何をするか分かりません。犬との触れ合い方を知らないからです。
悪気は一切なく、犬を叩いてしまうことがあります。犬の体をギュッと力強く掴んでしまうことがあります。驚いた犬が思わず攻撃してしまうことがあるかもしれません。
“親が一緒だから大丈夫”ではなく、他人が愛犬を撫でるときは、絶対に愛犬から目を離さないようにしましょう。
3.愛犬の様子を確認しないこと
犬の散歩中、撫でていいですか?と聞かれた時、愛犬の様子を確認しないことは、すべきではないNG行為です。
犬には、人に対する好き嫌いがあります。“この人は撫でてもOK”ということもあれば、“この人は撫でるのNG”ということもあります。
正直、なぜその人を好きなのか、なぜその人を嫌いなのか、飼い主にも分からないことがあります。
撫でていいですか?と聞かれたとき、飼い主は思わずOKしてしまうかもしれませんが、愛犬にも「いい?」と聞いてあげてください。
そして、愛犬の様子をよく確認し、大丈夫だなと判断できたときのみ撫でてもらうようにしましょう。
4.愛犬の体調に配慮しないこと
犬の散歩中、撫でていいですか?と聞かれた時、愛犬の体調に配慮しないことは、すべきではないNG行為です。
病気や怪我の治療中であるとき、体調が優れない日が続いたとき、高齢で介護が必要になったときなど、気分転換にとお散歩に出ることがあります。
そんなとき、撫でていいですか?と聞かれることがありますが、愛犬の体調が優れないときは遠慮してもらいましょう。
事情まで話す必要はないと思いますので、「怖がるのでごめんなさい」と言っておくとよいと思います。
まとめ
犬の散歩中に撫でていいですか?と聞かれた時すべきではないNG行為を4つ解説しました。
- リードを緩めること
- 愛犬から目を離すこと
- 愛犬の様子を確認しないこと
- 愛犬の体調に配慮しないこと
愛犬の人慣れのためにも、社会化を進めるためにも、色んな方に撫でてもらうことは、よいことだと思います。
相手のテンションが高いときは、犬が驚いたり戸惑ったりしやすいですので、遠慮してもらった方がよいかもしれませんね。