犬のことが最優先になると陥りやすい5つのこと 愛犬や周りの迷惑になりかねないNG行為とは

犬のことが最優先になると陥りやすい5つのこと 愛犬や周りの迷惑になりかねないNG行為とは

『犬のことが最優先になると陥りやすいこと』についてまとめました。愛犬や周りの迷惑になりかねない飼い主のNG行為を解説します。

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犬のことが最優先になると陥りやすいこと

動物病院内、エリカラをつけた犬

守るべき存在であるからこそ、誰よりも大切に思うからこそ、愛犬を最優先したくなりますよね。

飼い主の愛犬を最優先に思う気持ちが過度になると、周囲に迷惑をかけてしまったり、愛犬を苦しめてしまったりすることがあります。

1.周囲への配慮を忘れてしまう

犬のことが最優先になると、周囲への配慮を忘れてしまうことがあります。

公園は、人が利用することを前提としています。犬のお散歩OKの公園である場合も、利用者がいるときは周囲への配慮を忘れず、幼い子供が遊んでいるときは遠慮しましょう。

店内のイスやソファーは、人が利用することを前提として置かれています。犬同伴OKのお店の利用者には、犬が苦手な人もいます。

犬は飼い主の足元(地面や床)に待機させるようにしましょう。持参した敷物があっても、基本的にはイスやソファーに座らせてはなりません。

2.動物病院の待合室のソファーを占領してしまう

犬のことが最優先になると、動物病院の待合室のソファーを占領してしまうことがあります。

動物病院ではありますが、待合室のソファーは、基本的には人が利用することを前提として置かれています。

犬は飼い主の膝の上に抱っこしましょう。または、犬は飼い主の足元(地面や床)に待機させるようにしましょう。

キャリーバッグやクレートは、飼い主の膝の上に乗せる、または地面や床に置きましょう。犬をペットカートに乗せておく場合には、飼い主の前に置くと邪魔になりにくいですよ。

3.歩道を独占してしまう

犬2匹並んでお散歩する

犬のことが最優先になると、歩道を独占してしまうことがあります。

他人や他犬とすれ違うときは、端を歩くようにし、他人や他犬と接触することがないよう配慮しましょう。

すれ違っても大丈夫かな…と心配なときは、相手が先に行ってくれるのを待つなどの配慮も必要だと思います。

幅の狭い歩道であると、愛犬が蹴とばされたり踏まれたりすることがあります。行き交う人が多いときは、愛犬を抱っこするなどの配慮が必要です。

4.人付き合いが悪くなる

犬のことが最優先になると、人付き合いが悪くなることがあります。

お留守番している愛犬のことを思うと、早くお家に帰りたくなるものですよね。食事会や飲み会のお誘いも全て断ってしまっているのではないでしょうか。

お友達や恋人からのお誘いも断ってしまい、だんだんと疎遠に…なんてこともあるかもしれません。

食事会や飲み会、イベントなどのお誘いは、1時間だけでも参加してはいかがでしょうか。“愛犬が待っているので…”と、先に帰らせてもらいましょう。

5.人間の食べ物を与えてしまう

犬のことが最優先になると、人間の食べ物を与えてしまうことがあります。

欲しがるからと人間の食べ物を与えていると、愛犬が肥満や病気になってしまいます。人間の食べ物は、糖質や脂質が多く高カロリーで、高塩分だからです。

犬の肥満は、気管虚脱や心臓病の原因になりやすく、症状を悪化させやすいです。

愛犬と一緒に食を楽しみたいのであれば、旬の果物や野菜を少量与えたり、しっかり火を通した鶏ササミや魚(鱈など)を味付けなしで与えたりしましょう。

まとめ

椅子に座るコーギー

犬のことが最優先になると陥りやすいことを5つ解説しました。

  • 周囲への配慮を忘れてしまう
  • 動物病院の待合室のソファーを占領してしまう
  • 歩道を独占してしまう
  • 人付き合いが悪くなる
  • 人間の食べ物を与えてしまう

愛犬を最優先したい気持ちは全ての飼い主が同じだと思います。

しかし、周囲への配慮も決して忘れてはなりません。周囲への配慮は、愛犬への配慮でもあると思います。

「こんな行動をする飼い主を見かけたら自分はどんな気持ちになるだろうか」と、自分の行動を客観的に見てみると分かりやすいかもしれませんね。

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