愛犬がやけにおとなしい時は隠し事をしている?その理由とは
いつもなら喜んで走ってくる愛犬が、突然おとなしくしていると心配になりますよね。
特に、元気な犬ほどその変化が気になるものです。「隠し事をしているのでは?」と思うかもしれませんが、実際には別の理由があるかもしれません。以下の理由を参考に、愛犬の様子をよく観察してみましょう。
不安や恐怖を感じている
愛犬がいつもと違う場所にいたり、ソファーの下などに隠れたりしている時は、不安や恐怖を感じている可能性があります。怯える様子があれば、愛犬にとって不安な対象物が近くにあるのかもしれません。
雷や花火の音などの騒音が原因となっていることが多いため、周囲に異変がないか確かめてみましょう。音以外にも、においや温度の変化が原因になることもあります。愛犬の反応を見ながら、落ち着かせてあげてください。
飼い主の機嫌をうかがっている
「隠し事をしているからおとなしくしている」というイメージがありますが、犬は基本的に隠し事をすることはありません。
愛犬がよそよそしく感じる場合、それは飼い主の機嫌をうかがっている可能性があります。また、イタズラをして飼い主に叱られるのを恐れ、反省しているように見えることもあります。
この場合、怒っても犬はその理由を理解できず、ただ恐怖を感じるだけです。イタズラが済んでいる場合は、早めに片付けましょう。
体調が悪い
もし愛犬が普段より元気がない場合、体調不良の可能性を考えてみましょう。
特にシニア犬の場合、年齢による衰えが影響することもあります。おかしな様子が続くようであれば、病気や認知症の可能性もあるため、早めに獣医師に相談することをおすすめします。
痛みを感じている
体調不良や病気に加え、愛犬が痛みを感じている場合もあります。
犬は言葉で痛みを伝えることができないため、体の変化を観察することが大切です。毎日のボディチェックを欠かさず行い、食欲や排泄の様子も確認しましょう。異変を早期に発見できれば、早期治療が可能です。
ストレスが溜まっている
愛犬が理由もなくおとなしく、つまらなそうな表情を浮かべている場合、ストレスが溜まっているサインかもしれません。
飼い主に構ってもらえない、叱られることが多いと、犬はストレスを感じてしまいます。たまには愛犬と思い切り遊んで、リフレッシュする時間を作ってあげることが大切です。
まとめ
犬は心や体に異変が起きても、言葉で伝えることができません。おとなしい理由が病気やケガ、あるいはストレスの可能性もあります。
異変を感じた時には、愛犬の様子をよく観察し、必要であれば獣医師に相談することが重要です。
愛犬が毎日楽しく、健康的な暮らしができるように、ぜひ異変を感じた時は理由を探ってみてください。こまめにボディチェックをしながら、愛犬とのスキンシップを楽しむのもおすすめですよ。