犬が不快に感じてしまう『ベッド・寝床』の特徴5つ 愛犬の個性に合わせた環境づくりを心掛けよう

犬が不快に感じてしまう『ベッド・寝床』の特徴5つ 愛犬の個性に合わせた環境づくりを心掛けよう

1日の多くの時間を眠ることに使う犬にとって、ベッドや寝床はとても大切なものです。愛犬が心地よく快適に眠れるように、寝床のNGポイントについて知っておきましょう。

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犬が不快に感じる寝床の特徴

あくびをしているビーグル

犬にとって快適な睡眠環境は、心身の健康を保つ上でとても重要です。

ここでは、犬が不快に感じる寝床の特徴と、心地よく眠れる寝床作りのためのアドバイスを紹介します。

1.騒がしい場所にある

眠そうなチワワ

犬が安らかに眠るためには、寝床の位置がとても大切です。

テレビやスピーカーのそば、人が頻繁に出入りするドアの近くは、犬が落ち着いて眠れないことが多いため避けましょう。

静かな場所を選ぶことが基本ですが、あまりに人の気配がない場所だと犬が寂しさを感じる場合もあります。家族の存在を感じられるリビングの隅などに設置すると、犬も安心して眠りやすくなります。

2.犬の体にサイズが合っていない

眠るボーダーコリー

寝床のサイズは犬の体に合ったものを選びましょう。小さすぎると窮屈で体に負担がかかり、大きすぎると落ち着きにくくなります。

犬が体を伸ばして眠れる程度のサイズで、周囲にふちがあるタイプを好む犬も多くいます。

3.ベッドの硬さが適切でない

ケージの中で見つめる犬

寝ようとしている犬がなかなか寝場所を定められなかったり、何度も起きて姿勢を変えたりしている場合、犬はベッドに不快さを感じているのかもしれません。

快適な寝床をつくるためには、ベッドの大きさだけでなく、硬さにも注意してみてください。

硬いベッドよりもふかふかで柔らかなベッドは一見寝心地がよさそうですが、柔らかすぎると体が沈み込んでしまって寝返りが打ちにくかったり立ち上がりにくかったりします。

また、寝たときに底つき感があって、床の硬さを感じるほど沈み込んでしまうものもあります。

特に寝ている時間が長く、姿勢の保持がむずかしくなるシニア期には高反発素材などを使用した、適度な弾力のあるベッドがおすすめです。

4.直射日光や冷暖房の風が直接当たる

日向で寝るトイプードル

寝床が直射日光や冷暖房の風を直接受けない場所に設置しましょう。犬が快適に過ごせるよう、室温や湿度を調整することも大切です。

また、犬自身が暑さや寒さに応じて寝る場所を移動できる環境にすると良いでしょう。

5.不衛生

汚れているシーツ

犬は清潔な場所を好む傾向があります。寝床を衛生的に保ち、雑菌や湿気が溜まらないように気をつけましょう。

定期的に掃除や天日干しをして、清潔で快適な寝床を提供することが、犬の健康を守るために重要です。

まとめ

ベッドで寝ている子犬

犬は1日の多くを寝床で過ごすため、快適な寝床作りが心身の健康を守るために大切です。

犬が不快に感じるポイントを押さえて、愛犬がリラックスして眠れる寝床環境を整えてあげましょう。

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