犬を撫でようすると逃げられてしまう理由とは 知っておくべき適切なスキンシップの方法を解説

犬を撫でようすると逃げられてしまう理由とは 知っておくべき適切なスキンシップの方法を解説

『犬を撫でようすると逃げられてしまう理由』についてまとめました。逃げられてしまう理由別に、犬との適切なスキンシップやコミュニケーションの方法を解説します。

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犬を撫でようすると逃げられてしまう理由

触ろうとする手を避けようとする犬

犬は基本的に撫でられるのが嬉しい動物ですが、場合よっては撫でようとすると逃げられてしまうことがあります。

初めて会った犬ならまだしも、自分の愛犬や普段よく慣れている犬にそのようにされたらショックですよね…。

そこで今回は、犬を撫でようすると逃げられてしまう理由について解説します。ぜひその理由を確認しておきましょう。

立ったまま撫でようとするから

犬を撫でようすると逃げられてしまうのは、立ったまま撫でようするからです。

犬にとって、人は大きな存在です。体も大きいですし、撫でようとする手でさえも大きく感じられます。立ったままであると、怖がらせてしまうことがあるのです。

犬を撫でるときは、目の前にしゃがんでみましょう。なるべく体を小さく見せることで、犬は怖がりにくくなります。

騒がしいから

犬を撫でようすると逃げられてしまうのは、騒がしいからです。

「かわいい~♡!!」と、テンションの高い状態で犬に近づいていませんか。大人数でワッと犬を囲んでいませんか。

(何だ、何だ!?)と、犬を不安にさせてしまったり、驚かせてしまったりすると、当然犬に逃げられてしまいます。

犬に近づくときは、冷静に穏やかな気持ちで接するとよいと思います。大人数で人の方から近づくと、犬を囲んでしまうことがあるため、犬の方から近づいて来てくれたとき、ひとりずつ撫でるようにしましょう。

挨拶をしていないから

犬を撫でようすると逃げられてしまうのは、挨拶をしていないからです。

その犬に会った瞬間いきなり撫でようとしたのではありませんか。犬とのスキンシップやコミュニケーションにおいても、挨拶を交わすことは大切なことです。

まずは手をそーっと犬に向けて伸ばします。その手のニオイを嗅いでもらうことが、犬との挨拶です。犬同士であれば、お互いのおしりのニオイを嗅ぎ合って挨拶を交わします。

手のニオイを嗅いだ後、犬があなたの体の周りをグルグルと回りながら、全身のニオイを嗅いで回ることもあります。満足するまで嗅がせてあげると、警戒心がより早く解けるでしょう。

撫でられたくない部分を撫でようとしたから

キャバリアの頭に伸ばす手

犬を撫でようすると逃げられてしまうのは、撫でられたくない部分を撫でようとしたからです。

どんな犬にも、撫でられたくない部分や撫でられることが苦手な部分があります。飼い主ならOKだけど、他人はNGという部分もあります。飼い主でさえもあまり撫でることができない部分もあります。

どこを撫でると嫌がるのかということよりも、「どこを撫でられると喜んでくれるのか」を探ってみましょう。

撫でられることが好きではないから

犬を撫でようすると逃げられてしまうのは、撫でられることが好きではないからです。

「撫でられる」ということを喜んでくれる犬ばかりではありません。そもそも撫でられるということが好きではない、という犬もいるのです。

撫でられることは好きではないけれどおもちゃで遊んでもらうことは好き、という場合もありますので、その犬が好きな方法でスキンシップやコミュニケーションをしましょう。

病気や怪我をしているから

犬を撫でようすると逃げられてしまうのは、病気や怪我をしていることが理由である可能性があります。

普段は逃げたりしないのに、急に逃げられてしまったというときは、撫でようとした部分に不調や痛みを感じているのではないか、と考えることができます。

手足を引きずって歩いていませんか。腫れや出血はありませんか。お腹に膨らみはありませんか。

その犬に「食欲がない」「嘔吐や下痢をする」「咳が出る」「熱がある」などの症状が見られた場合は、すぐに動物病院に連れていきましょう。

まとめ

手を伸ばす、顔をそむける白黒の犬

今回は、犬を撫でようすると逃げられてしまう理由について解説しました。

犬は人に撫でられることが好きな傾向にありますが、人に撫でられることが得意ではない犬もいます。「飼い主に撫でられることが大好き♡」という犬もいますし、「飼い主に撫でられることもあまり好きではない…」という犬もいます。

犬を撫でるとき、頭を撫でようとすることが多いかと思いますが、頭を撫でられることが苦手な犬もいます。頭は嫌だけど首元は大丈夫、という犬もいます。

どこを撫でられることが好きなのか、どこを撫でられると嬉しいのか、犬を撫でようとする際には、その犬の気持ちを探りながらスキンシップやコミュニケーションをすることが大切だと思います。

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