犬が知らない人に吠えてしまう3つの理由 読み取れる心理や改善方法について解説

犬が知らない人に吠えてしまう3つの理由 読み取れる心理や改善方法について解説

『犬が知らない人に吠えてしまう理由』についてまとめました。吠えてしまう理由を知って正しく対処することが解決の近道です。今すぐ飼い主にできる改善方法を解説します。

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犬が知らない人に吠えてしまう理由

土の地面、吠えるフレブル

散歩中などに、愛犬が知らない人に吠えてしまうときってありますよね。

相手に怖い思いをさせてしまったのではないか、不快な思いをさせてしまったのではないかと、飼い主として上手く配慮することができなかったことに落ち込んでしまうことがあるのではないでしょうか。

愛犬が知らない人に吠えてしまう理由が分からないままでは、上手く対処することも、上手く配慮することもできなくて当たり前です。まずは、愛犬が知らない人に吠えてしまう理由を探ることから始めてみましょう。

その理由はひとつとは限りません。相手によって吠えてしまう理由が違うこともあります。そして、改善方法も様々にあります。必ず愛犬に合った方法がありますので、ひとつずつ試してみましょう。

1.刺激を受けて興奮してしまう

愛犬が知らない人に吠えてしまうのは、刺激を受けて興奮してしまうからです。

知らない人から受けた新しい刺激に興奮し、「嬉しい」「楽しい」「もっと知りたい」などの気持ちから吠えてしまうことがあります。

「不安」「緊張」「恐怖」「驚き」などの気持ちから吠えてしまうこともあります。

知らない人との出会いが、愛犬にとってどのような刺激なのか、よく見極めることが大切です。吠え方や表情を見ると、嬉しくて吠えてしまっているのか、威嚇して吠えてしまっているのかが分かると思います。

改善する方法は、とにかく刺激に慣れることです。吠えてしまうからといって知らない人を避けていると慣れることができません。たくさんの知らない人から、たくさんの新しい刺激を受け、少しずつ慣れるようにしましょう。

ドッグランへ出かけたりして、「犬に慣れている人」から刺激をもらうのがおすすめです。おそらく、相手も知らない犬に吠えられてしまったときの対処法をよく理解していると思います。

2.構ってほしい(遊んでほしい)

大きく開けた口のアップ

愛犬が知らない人に吠えてしまうのは、構ってほしい(遊んでほしい)からです。

興奮している状態であると考えられますので、吠えるだけでは済まず、「遊んで、遊んで!」と、飛びついてしまうことがあるかもしれない、ということを意識して備えなければなりません。

人が大好きなのでしょう。色んな人に遊んでもらい、嬉しい楽しい経験をたくさん積んできたのでしょう。「遊んで♡」と甘えることが、初対面の人に対する挨拶代わりなのかもしれません。

改善する方法ですが、「落ち着かせる」ということを意識してみましょう。「待て」「おすわり」などの指示を出してもよいですし、超小型犬であれば抱っこした方が犬にとって安全な場合もあるでしょう。

3.警戒心を持ってしまう

愛犬が知らない人に吠えてしまうのは、警戒心を持ってしまうからです。

相手は知らない人なのですから、犬が警戒心を持ってしまって当たり前です。程度はそれぞれに違いがあっても、知らない人を警戒しない犬はいません。

しかし、だからと言って知らない人に吠えてしまうのは、飼い主にとっては困り事ですよね。警戒していても吠えない犬もいるのですから、(どうしてうちの子は吠えてしまうんだろう…)と、悩まれると思います。

改善する方法として、愛犬が知らない人に吠えてしまうとき、愛犬に対してポジティブな言葉だけをかけ続けてみることをおすすめします。

つい「やめなさい」「うるさい」「静かにして」という言葉をかけてしまったり、体を押さえてコントロールしようとしたり、ネガティブな対応をしてしまうことがあるのではないでしょうか。

たとえば、宅配業者の知らない人に吠えてしまうときは「あ、荷物が届いたよ!」と明るく声をかけます。「ありがとうございます!」と、大袈裟なくらい明るく元気に笑顔で対応します。

愛犬は飼い主の態度や姿を見て学んでいます。警戒心をむき出しにして吠える必要はないんだ、ということが分かれば、少しずつ愛犬の態度も行動も変わってくると思います。

改善する方法として、知らない人に対してどのように行動するべきなのか、飼い主がお手本を見せてあげるイメージで接してみてくださいね。

まとめ

知らない相手に吠える犬

犬が知らない人に吠えてしまう理由を3つ解説しました。

  • 刺激を受けて興奮してしまう
  • 構ってほしい(遊んでほしい)
  • 警戒心を持ってしまう

家の外に出ると、愛犬にとってほとんどが知らない人です。警戒心の強さから知らない人に吠えてしまう場合では、時間をかけて慣れてもらう必要があります。

吠えたからと叱るよりも、吠えずにやり過ごすことができたときに褒める、ということを繰り返すことで、「吠えなくても大丈夫なんだ」と学んでもらうことが大切だと思います。

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