愛犬に不信感を抱かれてしまう飼い主の共通点
犬は飼い主だからと無条件に信頼するわけではありません。最初は信頼していたのに、飼い主のことある言動に不信感を抱き、信頼関係が崩壊してしまうこともあるでしょう。
- 飼い主の気分でルールが変わる
- 感情的に怒鳴ったり体罰を加えたりする
- 何度アピールしても無視される
- 嫌がっていることをしつこく行う
- 普段からコミュニケーションが足りていない
以上のような行動をとっていると、犬は飼い主に対して不安や不信感を抱くようになり、徐々に信用を失ってしまいます。
犬が『信用していない』時にするサイン4選
犬は信用していない人に対してどのようなサインを見せるのでしょうか。もしもここで紹介する行動や態度を見せられている場合は、早急に信頼を取り戻すべく行動しましょう。
1.触ろうとすると嫌がる
触ろうとすると距離を取ろうとした李、震えたり、時には攻撃的な態度で嫌がることはありませんか。普段からこのような態度を取られている場合は、あなたのことを信用していないために触られることを拒絶している可能性が高いです。
しかし、一時的に触れられることを嫌がるような仕草を見せている場合は、体に何らかの不調を起こしている可能性が考えられます。他にも体調不良のサインが出ていないか注意深く観察してみましょう。
2.自分から近寄ろうとしない
犬の多くは信頼している飼い主に自分から近づき、「かまって」アピールをして見せることが多いです。しかし、信用していない人に対しては自分から近寄ろうとはしません。
もしも一緒に暮らしてから数ヶ月以上が経過しているのに愛犬の方から近寄ってきてくれないという状況ならば、信頼を得るために接し方や関係性を見直しましょう。
3.呼んでも無視する
犬は飼い主に名前を呼ばれると、飼い主を振り返ったり近くに寄ってきてくれたりと何らかの反応を示すものです。しかし、呼んでも無視されることが多い場合は、信用できない人として軽視されている可能性が考えられます。
犬も好きな人と嫌いな人では態度が大きく異なります。呼ばれたからといって、苦手な人や信用できない人に対しては従順に応える必要がないと思っているのでしょう。
4.正面から見つめることが多く背後に回らせない
飼い主の多くが当たり前に愛犬の背中側に回ることを許されているでしょう。しかし、犬にとって背後に回らせることは、相手に絶大な信頼を置いている証拠です。
反対に、信用していない人に対しては、正面からじっと監視するように見つめることが多く、背後には回らせない犬が多くいます。背後に回ろうとすると、体を捩って顔をそちらへ向け、何をしてくるのか注視しているのです。
信用されていないと感じた時に飼い主がとるべき行動とは
もしも愛犬から信用されていないと感じたときは、信頼を取り戻すためにコミュニケーション方法や接し方を見直すべきです。
最初は良い反応をくれないかもしれませんが、毎日10分〜30分でも愛犬とコミュニケーションをとる時間を作り、愛犬が気に入っているおもちゃで一緒に遊んだり、声をかけてみたり、犬が触られて嬉しい場所を撫でてあげたりと、一般的に犬が喜ぶようなコミュニケーションを実践してみましょう。
他にも愛犬がストレスサインを出しているときは、何に対してストレスを感じているのか考え、できる限りの対策や対応をとってください。
このように、日頃から愛犬に尽くしていると、自然と愛犬が求めていることや愛犬の好き嫌いなど、愛犬に関して理解が深まります。適切な対応をとることで、少しずつ信頼関係を築いていくことができるので、根気強く頑張ってください。
まとめ
いかがでしたか。犬は信用している人と信用していない人に対する態度が大きく異なります。家族の中でも「自分だけ信用されていない」と感じるようならば、愛犬のペースに合わせながら積極的に正しいコミュニケーションをとるように心がけましょう。