犬が『捨てられた』と勘違いしてしまう行動4選 無意識に愛犬を悲しませている可能性も…

犬が『捨てられた』と勘違いしてしまう行動4選 無意識に愛犬を悲しませている可能性も…

「かわいい愛犬を捨てるなんてもってのほか!」「捨てろと言われても捨てるなんてできない!」というのが多くの愛犬家の思いですが、その思いに反して、あなたの無意識の行動が愛犬に「捨てられてしまった!」と誤解されている可能性があります。こんな行動はしていませんか?

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️犬が「捨てられた」と勘違いしてしまう行動

段ボールの中の犬

家族や飼い主さんのことが大好きな愛犬でも、実はちょっとしたことで「捨てられた…」と勘違いしてしまうことがあります。

人間が無意識にしている行動でそう思わせてしまっているとしたら、すぐに改める必要がありますよね。

そこで今回は、犬が「捨てられた」と勘違いしてしまう行動について解説します。愛犬に不要なストレスを与えないように、今一度この機会に確認しておきましょう。

1.初めての場所に預ける

出張や旅行などでどうしても愛犬を同伴できない場合、ペットホテルや知人の家に一時的に愛犬を預かってもらうということもあるでしょう。

そのこと自体は問題ないのですが、預ける場所が「愛犬にとって初めて行く場所」という場合には注意が必要です。

いきなり初めての場所に連れて行かれ、そのまま置き去りにされて飼い主さんが長時間現れないとなると、犬は捨てられてしまったと勘違いしてしまうことがあります。

ペットホテルのスタッフさんや預けた家の家族がどんなに楽しく親切にしてくれても、悲しい気持ちのまま過ごすことになってしまいます。

2.長時間お留守番させる

仕事や学校の都合で、愛犬をお留守番させる時間があるという家庭は少なくないかと思います。

日常的にお留守番させている時間内であれば犬も慣れていますし、「このくらいの時間になると帰ってくる」とわかっているので問題ないのです。

しかし、突発的な長時間のお留守番は、犬を不安にさせてしまうことがあります。

3.交通機関で預ける

犬と一緒に乗ることができる交通機関であっても、飛行機や船などの場合は飼い主さんと分かれて専用のスペースに預けなければいけないことがあります。

飼い主さんと引き離されたうえに、普段聞き慣れないエンジン音がする中で狭い空間に押し込められ、さらに移動時間が長時間に渡ったりすると、犬にとっては相当なストレスです。

そのような状況におかれてしまったら、「捨てられてしまった」と勘違いしてしまっても仕方ありません。

4.目の前で他の子を可愛がる

お散歩中やドッグラン、ドッグカフェなどでよその犬と出会うと、つい可愛がりたくなってしまいますよね。

しかし、目の前で飼い主さんが自分以外の子を可愛がっているのを見るのは、犬にとってあまり面白いことではありません。

やきもちを焼いてちょっかいを出してきた愛犬をぞんざいに扱ったりすると、「飼い主さんは自分よりあの子がいいんだ」「自分はもういらない子なんだ」と勘違いして傷ついてしまいます。

多頭飼いで新しい子を自宅に迎えた後なども注意が必要です。

️不要な誤解を生まないために

人にぴったり寄り添っている犬

前章で説明したことはすべて愛犬の「勘違い」には違いありません。しかし、人間の言葉が話せない以上、人間側で勘違いさせない工夫をすべきです。

そこでここからは、愛犬に不要な勘違いをさせないために、飼い主として注意すべきことを確認しておきましょう。

「初めての場所」はまず短時間から

初めての場所に預ける場合には、いきなり長時間のお預かりやお泊まりをさせるのではなく、事前に短時間のトライアルを行うようにしましょう。

飼い主さんがお迎えに来てくれたという経験を一度でもしておくと、「ここはお迎えに来てくれる場所だから大丈夫」と安心することができます。

なるべく長時間のお留守番はさせない

一切お留守番をさせないのは難しいと思いますが、お留守番が必要な場合でもなるべく短時間で済むように家族間で調整できるとベストです。

海外ではお留守番の時間の上限が法律で決まっており、それを上回ると罰則があるという国もあるのです。

愛犬ファーストに

他の子を愛でる場合でも「愛犬ファースト」の気持ちを忘れないようにしましょう。

「あの子も可愛いけど、でもやっぱり一番はあなただよ」は嘘ではないですよね。

多頭飼いや他のペットを新たに迎える場合には、どうしても新しい子に目が行きがちになりますが、可能な限り先住犬を優先してお世話するようにすべきです。

️まとめ

ペットホテルの犬

今回は、犬が「捨てられた」と勘違いしてしまう行動について解説しました。

飼い主さんに捨てられたと感じることは、犬にとっては大きなショックでありストレスです。たとえ愛犬の勘違いだったとしても、一時の悲しみは大きなストレスとなり、心の傷になって残ってしまうこともありえます。

愛犬に辛い思いをさせないためにも、本来不要な勘違いをされてしまうような行動はとらないように注意しましょう。

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