犬は飼い主に撫でられることで幸福度が高まる
犬は社会性の高い動物です。仲間を大切にし、仲間とコミュニケーションをとることで幸せや安心感を覚えます。現代では、家族や飼い主に対して同じような認識を持っており、撫でられたり声をかけられたりすることで幸せを感じやすいです。
実際、ある研究によると飼い主に撫でられた時には、犬のストレス度が軽減されたり、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されることが判明しています。
他にもスキンシップを通して信頼関係を育むことができたり、体に異常がないかチェックを兼ねることで病気の早期発見につながるというメリットもあります。
意識してみよう!犬が幸せを感じる『撫で方』5選
普段から愛犬と触れ合っているという方も、ぜひ犬がより幸せを感じられる『撫で方』のポイントをチェックしてみましょう。
1.犬が撫でられて嬉しいポイントを押さえておく
まずは犬が撫でられて嬉しいポイントを把握しましょう。主に以下のポイントは積極的に触れたりマッサージしてあげると喜びます。
- 顔まわり
- 耳の付け根
- 背中
- お腹
- 足の付け根
- 眉間
反対に尻尾の先端や足先、マズルなどは犬が触れられることを嫌がる部分です。なるべく触れないように、触れるときは声をかけながら優しく触れるなど配慮してください。
2.毛並に沿ってゆっくりと撫でる
体全体を撫でるときは、毛並に沿ってゆっくり優しく撫でてあげてください。血行を促進し、マッサージ効果も期待できます。
毛並を逆立てるように撫でてしまうと、不快感を覚える犬が多いので要注意です。頭から背中、しっぽにかけてゆっくり丁寧に、力を入れ過ぎないように注意しながら撫でてあげましょう。
3.部分的に優しく円を描くようにクルクルと撫でる
集中的に一箇所を撫でるときは人差し指と中指を使い、優しく円を描くようにクルクルと撫でてあげましょう。すると、ツボが刺激されて程よい気持ちよさを与えることができます。
お腹などの広範囲を撫でる場合は、手のひらを使って円を描くようにマッサージします。力を入れ過ぎず、お腹を温めるようなイメージで撫でてあげると良いでしょう。
4.柔らかい口調で声を掛ける
撫でたりマッサージしたりとスキンシップを取るときは、時々声をかけてあげてください。「気持ちいい?」「嬉しいねぇ」など優しく声をかけられることで、より犬が安心してスキンシップを受けられます。
なるべく落ち着いた声音で柔らかいトーンを意識して声を掛けると、犬にリラックスした気持ちが伝わりやすくなります。
5.視線を送られたときは笑顔を向ける
愛犬と触れ合っている際、ふと愛犬が飼い主に視線を向けてくることがありますよね。そんなとき飼い主が別の方向を見ていると、ちょっぴり寂しい気持ちになる犬もいます。
愛犬から視線を送られたときは、撫でている手を止めずにこちらからもアイコンタクトを返してあげましょう。そのとき軽く微笑んであげると、「飼い主さんもこの時間を楽しんでくれている」と安心させてあげられます。
まとめ
いかがでしたか。すでに実践しているという方も多いと思いますが、改めて愛犬が幸せを感じられる撫で方を意識すると、より絆を深めることができるでしょう。今日から早速取り入れてみてくださいね!