犬は"触られたい場所"と"触られたくない場所"があるって本当?
犬は飼い主さんや家族と触れ合うことが大好きな子が多くいます。社交的な子であれば、家族以外の人に撫でてもらい可愛がられることを好む犬もいるでしょう。
しかし、スキンシップが好きな犬でも"触られたい場所"と、"触られたくない場所"があることをご存知ですか。以下の部位は触られると嬉しい場所なので、スキンシップを取るときは積極的に触ってあげましょう。
- 首回り
- 顎の下
- 耳の付け根
- お腹
- 腰
- しっぽの付け根
反対に触られたくない場所に触れてしまうと、たとえ大好きな人が相手でも不安を感じたり、不快感を覚えてストレスにつながりやすいので注意してください。
実はそこは苦手…犬が『触られたくない場所』5選
では、犬はどのような場所に触られることを嫌がるのでしょうか。ここで紹介する場所は、なるべく避けてスキンシップを取りましょう。
1.口の周り
口は生きる上で重要な「食事」を行う大切な場所です。また、感覚器官がたくさん集中していることもあり、防衛本能が働きやすい場所でもあります。
そのため、口周りを触られるとストレスを感じてしまうため、歯磨き以外では基本的にむやみに触れないようにしてあげましょう。
2.しっぽの先端
しっぽは犬が感情表現するために重症な箇所の1つです。また、犬は体の「先端」を触れられることに不快感を覚えやすいと言われています。
そのため、しっぽの先は特に警戒心が働きやすく、触れたり掴まれたりすると強いストレスを感じやすいのです。小さなお子様などが不用意に触ったり掴んだりしないよう気をつけてください。
3.足先
先ほど体の「先端」が苦手という話をしました。足の付け根をマッサージされることを好む犬は多いですが、足先を触れられることは嫌がる犬が少なくありません。
足先も触れられると警戒心が働いてしまい、ストレスを感じやすい場所です。なるべく触れないよう気をつけてください。
4.肛門周り
肛門周りを触ることは、お尻を拭くときや肛門腺絞りをするときくらいしかないでしょう。肛門周りも繊細な場所なので、触れられると不安を感じたりストレスに繋がったりしやすい場所です。不用意に触らないであげましょう。
5.初対面なら「頭」もNG
飼い主や家族などの心を許している相手ならば、頭を撫でられても嬉しそうな顔を見せてくれることが多いでしょう。
しかし、初対面の相手に頭を触られると、犬は不安や恐怖心を感じることが多いです。そもそも知らない相手に真正面から向き合われることを苦手とするため、親しくない相手に頭を撫でられたなら、強い警戒心が働いてしまいます。
まとめ
いかがでしたか。犬が触られたくない場所に不用意に触れていると、知らぬ間に愛犬にストレスを与えている可能性があります。なるべくスキンシップでストレスを与えないためにも、犬が触れられて喜ぶ場所を重点的に触ってあげましょう。