犬との「夏散歩に欠かせない」準備
どんなに暑い夏も、朝は「ママ早く起きてこないかな…」、夜は「パパ早く帰ってこないかな…」と、お散歩を楽しみに待っている愛犬がいます。
室内で過ごす時間が長くなる夏だからこそ、ストレス発散のためにも、気分転換のためにも、運動不足解消のためにも、何よりもお散歩を楽しみにしている、という犬もいるでしょう。
夏のお散歩は危険と隣り合わせです。命を奪う暑さが続きます。「この気温では熱中症になるレベルだから今日のお散歩は中止にした方が良さそうだ」などという考えは、犬にはありません。
だからこそ、愛犬との夏のお散歩には、欠かすことのできない準備があります。改めて確認しておきましょう。
1.毎日の気温チェックをすること
毎日の気温チェックをすることは、犬との夏散歩に欠かせない準備です。
スマートフォンの中にもともと入っているお天気アプリでも十分ですので、1日の気温の変化をチェックしましょう。
気温が最も低くなる時間帯と、気温が最も高くなる時間帯をチェックし、なるべく気温が低い時間帯を選んでお散歩しましょう。
1日を通して、気温が大差ない日もあるでしょう。そんな日は、日差しのない時間帯、もしくは日陰の多い時間帯を選んでお散歩するとよいでしょう。
2.地面の熱さチェックをすること
地面の熱さチェックをすることは、犬との夏散歩に欠かせない準備です。
愛犬とお散歩に出る前に飼い主の手で地面に触れてみましょう。夏のアスファルトの地面は、犬が肉球を火傷するほど熱くなっていることがあります。
我が家の愛犬たちが暮らす地域では、午後7時30分くらいまでは日差しがあり、午後8時頃になってようやく外が真っ暗になります。しかし、地面はまだ熱いままですし、地面に近いほど熱気もあります。日差しが完全になくなった後も、しばらくは地面が熱いままなのです。
もしも熱い地面を歩かなければならないことがあれば、犬用の靴下や靴を履かせてあげましょう。または、肉球保護シールも役立てることができます。
3.飲料水を持って行くこと
飲料水を持って行くことは、犬との夏散歩に欠かせない準備です。
夏のお散歩は短時間で済ませてしまうことがほとんどかと思いますが、おともだち犬に会う予定があったり、ドッグランで遊んだり、長時間のお散歩をする日もあるでしょう。10分程度で終わらせるつもりが、バッタリおともだち犬に会って…なんてこともあるのではないでしょうか。
体温が上昇したとき、水を飲むことで下げることができます。熱中症の予防にもなります。そのため、愛犬が水を欲しがったとき、すぐに新鮮な水を飲ませてあげることができるよう、夏のお散歩には飲料水を持ち歩くようにしましょう。
ペット用の飲料水にも「経口補水液」があります。電解質や糖分が含まれているものです。熱中症や脱水の予防におすすめできます。人間用の経口補水液もありますが、そもそも人間と犬とでは汗のかきかたが違います。脱水が起こる仕組みも違います。
そのため、愛犬に与えるときは、必ずペット用として販売されている経口補水液を与えるようにしましょう。
まとめ
犬との夏散歩に欠かせない準備を3つ解説しました。
- 毎日の気温チェックをすること
- 地面の熱さチェックをすること
- 飲料水を持って行くこと
お住まいの地域によって、夏の間の日の出や日の入りの時間帯が大きく違うようです。我が家では、午前5時20分頃に日の出、午後7時30分頃に日の入りを迎えます。
朝は午前3時~4時の間にお散歩に行く日もあれば、夜は午後10時~11時の間にお散歩に行く日もあります。なるべく日差しを避け、気温の低い時間帯を選びたいからです。小雨であれば、雨の日のお散歩の方が快適だと感じる日もあります。
愛犬との夏のお散歩は、飼い主も汗だくになりますし、命がけですよね。脱水や熱中症には十分に注意し、くれぐれもご自愛くださいね。