️要注意!わんこの運動不足サイン
1.肥満になる
運動不足のサインとして誰もが考えつくのが、まず体重増加ではないでしょうか。運動量が足りないにもかかわらず、フードやおやつをたくさん食べているとわんこも肥満傾向になってしまいます。
一度肥満傾向になると、増えた体重を支えるために足腰にかかる負担が増えるため、運動をするのが億劫になり更に運動量が減って体重が増え…という、負のスパイラルに陥ってしまいます。
そして、肥満が万病の元であるのはわんこも人間も一緒ですから、注意が必要です。
2.問題行動が増える
突如として無駄吠えや破壊行動などの問題行動が増えた場合、運動不足が関係しているかもしれません。人間ではあまり想像できないかもしれませんが、わんこにとって運動量が不足することは強いストレスになります。
そのため「運動したい!」という気持ちを、別の形でどうにかして発散しようと吠えたり、周りのものを壊したりするのです。こんなときは頭ごなしに叱りつけるべきではありません。
3.ストレスサインを出す
運動不足がストレスになるのはすでにご紹介した通りです。わんこには強いストレスを感じたときに、「カーミングシグナル」と呼ばれる特有のサインを出す性質があります。
これは本来、わんこが不安や緊張を感じたときに、相手や自分を落ち着かせるためにとる行動や仕草のことで、具体的には下記のようなものがあります。
- 前足をしつこく舐める
- 首の辺りを後ろ足で掻く
- あくびをする
- 自分のしっぽを追いかける
- お腹を見せる
4.下痢・嘔吐などの体調不良を起こす
更にストレスが溜まると体調に異変が生じる場合があります。特に影響されやすいのは消化器系で、下痢・嘔吐といった症状によって現れます。
これまでご紹介したサインと合わせて下痢・嘔吐の症状が現れた場合や、他に体調不良になる心当たりがない場合には、運動不足を疑ってみる必要があるかもしれません。
️わんこの適切な運動量とは?
わんこにとって適切な運動量とはどのくらいなのでしょうか?犬種やライフステージによっても大きく異なりますが、一般的な目安として1日に1回30分×2回のお散歩が最低限は必要です。
中大型犬の場合や、狩猟犬・牧羊犬を起源としている犬種の場合には、ここにプラスαで遊びやドッグランの時間を追加したり、お散歩時間を増やしたりする必要があるでしょう。
お散歩から帰ってきたとき、愛犬が満足した様子でグルーミングして眠っているようなら、運動量は満たされている可能性が高いです。愛犬の様子をよく観察して判断しましょう。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?わんこの体が大きくなればなるほど、その必要運動量を満たすのは大変になっていきます。ですが愛犬の健康のためには、運動させることは避けては通れません。
インドア派でスポーツなどの運動に触れる機会が少なかった人には億劫かもしれませんが、体を動かして楽しそうにしている愛犬の姿を見るのはきっと嬉しいはず。
日常生活の中での新たな発見にもつながるかもしれません。いっそ愛犬と一緒に健康になることを目標に、毎日の運動を楽しんでしまいましょう!