犬用品は「愛犬のために…」とつい買いがち
「可愛い愛犬のために」と思う気持ちから、お店で犬用品が目に入ったときについ手に取ってしまうという人は多いでしょう。特に初めて犬をお迎えするご家庭では、何を準備するべきなのかわからず、とりあえず勧められたまま購入する人が多いようです。
しかし、教本やお店の人に勧められたからと言って、その犬用品が必ずしも必要とは限りません。
実際、犬をお迎えすると「買ったけれど使わなかった」という犬用品があるご家庭は多いでしょう。本当に必要な用品なのか、本当に自分の家で使うのか考えましょう。
必要とは限らない!買わなくていい『犬用品』4選
「必要だ」「あると便利だ」と言われている犬用品の中で、実際は必要なかった、使わなかったという声が多い犬用品をご紹介します。
1.トイレトレー
犬をお迎えするとき、必ず購入リストに入っている『トイレトレー』。絶対に必要だと思っている方は多くいますが、実はトイレトレーニングが終わってからもトレーなしで排泄しているというご家庭も少なくありません。
最初のトイレトレーニングは、トイレの面積を広げて行います。徐々に面積を狭めて通常のトイレの大きさでできるように訓練していきますが、トイレシーツだけで慣れてしまっているため、その後トイレトレーを使わなくなる事例は多いのです。
犬によってはトイレトレーなしで慣れてしまっているため、トイレトレーを置いたら戸惑う様子を見せたという声もあります。
2.犬用爪切り
ペットショップなどには犬用爪切りも販売されています。爪が長いと怪我などにつながるため危険ですが、基本的に犬の爪は散歩で道路を歩いていると自然と削れていくことが多いです。
また、定期的にトリミングサロンや病院へ行くことで、その際に爪切りしてもらえるところも多いので、「爪切りを買ったけれど飼い主がやる必要はなかった」という声もたくさんあるようです。
3.ウンチ処理袋
犬の散歩時に必要なウンチ処理袋ですが、ウンチを家に持ち帰ることができれば『ウンチ処理袋』でなくても問題ありません。
臭いの問題があるので、少しでも消臭効果のある袋が嬉しいですが、犬用のウンチ処理袋でなくても使用済みオムツを入れる袋や生ゴミ用の消臭袋などで代用も可能です。
4.自動給水器
お留守番の時にお水がなくなったら可哀想という理由から、自動給水器の購入を検討する人も多いですよね。実際に自動給水器があると、お留守番時も安心ですし便利です。
しかし、購入した人の中には「お手入れが面倒で使わなくなった」という声や、お留守番時間がそこまで長くないから必要なかったという声もあります。
夏場などは数カ所に水を設置することで、熱中症や脱水症状を防ぐことができるので、必ず買うべきアイテムではないという声が多いようです。
まとめ
いかがでしたか。犬用品を見ると、つい「あったら便利だろうな」「愛犬のために必要なはず!」と購入しがちです。しかし、実際は使わずに置き場所を取ってしまうという声も多いので、自分や愛犬にとって本当に必要なものを見極めて購入を検討しましょう。