犬が飽きやすいおもちゃの特徴3つ 遊ばなくなってしまう原因や興味を持たせる方法まで

犬が飽きやすいおもちゃの特徴3つ 遊ばなくなってしまう原因や興味を持たせる方法まで

犬がおもちゃで楽しく遊んでいるところはかわいいですね。しかし、どんなに厳選したおもちゃでも、愛犬が遊んでいてすぐに飽きてしまう、興味を持たなくなってしまうという場合も。そこで今回は、犬が飽きやすいおもちゃの特徴ついて解説します。

お気に入り登録

犬が飽きやすいおもちゃの特徴

コングで遊ぶ柴犬

犬はおもちゃで遊ぶのが大好きです。おもちゃで楽しそうに遊んでいる愛犬の姿はとても微笑ましいですよね。

しかし、どんなに厳選したおもちゃ、高級なおもちゃであっても、愛犬に与えてもすぐに飽きられてしまう場合も。一方で、あまりにもボロボロなので新しいものに換えたいと思っても、愛犬がいつまでも執着して飽きないおもちゃもありますよね。その違いはいったいなんなのでしょうか。

そこで今回は、犬が飽きやすいおもちゃの特徴について解説します。ぜひ次回からの愛犬用おもちゃの購入時にお役立てください。

1.遊びにくい

おもちゃの大きさや重さが犬に合っていなかったら、犬は(これじゃ遊べない)と判断して、とたんに興味がなくなってしまいます。

たとえば、小型犬に大型犬と同じおもちゃを与えても、かじったり転がしたりするのが一苦労なので飽きてしまいます。

すぐに壊れてしまっては誤飲の危険性もあるので難しいですが、それぞれの犬の大きさや力に合ったおもちゃを選んで与えてください。

2.ニオイや噛み心地が好みではない

犬のおもちゃには美味しいフレーバーが付いたものや、布製や木製など種類が豊富です。しかし犬はなんでも好きというわけではありません。

タオルやベッドをかじる癖のある犬は似たような布製のおもちゃ、家具をかじる犬は木製のおもちゃが好きかもしれません。

また最初からニオイが付いたものより、自分のニオイが付いたものの方が落ち着くから好きという犬もいます。布製のものはニオイが付きやすいので好まれる可能性が高いです。

3.遊び方がわからない

犬のおもちゃにはかじるもの、中におやつを入れて取り出すものなどたくさんあります。最近は知育おもちゃがSNSなどで話題になっています。

飼い主は良いと思っても、犬からすると急におもちゃを渡されてもどうやって遊ぶのかわかりません。とりあえずかじったりつついたりして、遊ばずに終わってしまいます。

また、SNSに投稿する人は見栄えの良いおもちゃを選びますが、犬は見た目でおもちゃの良し悪しを判断しません。犬の立場になって遊びやすいものを選んであげてください。

犬におもちゃへの興味を持たせる方法

ロープのおもちゃで遊ぶジャックラッセルと子ども

せっかく愛犬のために買ってきたおもちゃなのですから、ちゃんと楽しんで遊んで欲しいですよね。上記のような飽きやすい特徴がないにも関わらず遊んでもらえない場合は、ちょっとしたコツや工夫が必要かもしれません。

飼い主と一緒に遊ぶ

犬がおもちゃを好きになるには、「素材が好き」という以外に、「飼い主との思い出があること」も理由になります。

飼い主と引っ張りっ子やレトリーブをするとニオイも付くので、ロープやボールはおすすめです。

留守番中にも、犬はそのおもちゃを抱えて良い子に待っていてくれるかもしれません。

面白そうに見せる

犬がおもちゃで遊ぶ目的には、狩猟本能を刺激してストレスを発散させることも含まれます。

飼い主さんは、犬におもちゃをただ渡すのではなく、這わせるなどしておもちゃに「動き」をつけるようにしてみてください。

獲物のような動きを見ると、途端に興味を持つ犬は多いです。

おもちゃを生きているかのように動かしている姿は、もしかしたら他人に見られると恥ずかしいかもしれません。しかし、飼い主も笑顔で楽しそうにして、犬にお手本を見せてあげてください。

犬の能力や興味に合ったものを選ぶ

よく見かける知育おもちゃは、中のおやつの位置を当てるだけでなく、犬が足を使って取り出すといった難しいものが多いです。

人間にとっては簡単ですが、犬は嗅覚や集中力などを使うのでとても疲れる作業です。全ての犬が楽しいと感じるわけではありません。

人間にとってかわいい見た目や珍しい機能がついたおもちゃは魅力的ですが、犬はただかじったり転がしたりする単純なものを好むようです。

筆者宅の犬は、成犬になってからおもちゃで遊ばなくなってしまいましたが、散歩中に枝や葉っぱを見つけるとかじって遊びます。噛み心地や大きさが気に入っているのでしょう。

愛犬の好きなものやイタズラもよく観察し、それぞれの能力や興味に合ったおもちゃを選んであげてください。

まとめ

知育おもちゃで遊ぶコーギー

物をかじる癖がある、吠え癖があるなどストレスが溜まっている犬にはおもちゃ遊びをおすすめします。

おもちゃに興味がなくても、特に問題のない犬であればあまり心配する必要はありません。犬は1日の半分を寝て過ごす動物なので、眠そうなときは睡眠を優先してあげてください。

おもちゃよりも外の景色を眺めることや、飼い主さんに撫でられることが好きな犬もいます。愛犬の好きなことがわかるためにも、スキンシップを欠かさないでください。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。